32249人 これは何を指す数字か御解りですか?
少しショッキングな数字ですが、2008年のわが国の自殺者数です。
(雇用者、被雇用者は27.9%で8997人。)
悲しい事ですが、交通事故による死者数が5155人(2008年)というのと比べても32249人と言うのがいかに多いかと言うのが理解していただけるかと思います。
又、交通事故が2000年の9066人より8年連続減少しているのに対して自殺者数は
1988年に3万人を超えて以来11年連続3万人を超え、減少の兆しが見えません。
厚生労働省では、労働者のメンタルヘルス対策を推進するため、2000年8月に「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」を策定し、その中で「事業者は、本指針に基づき、各事業場の実態に即した形で、メンタルヘルスケアの実施に積極的に取り組むことが望ましい」としています。
しかし、今日労働者のストレスは経済状況悪化や雇用不安などでさらに増加する傾向にあり、大企業・中小企業問わずメンタルヘルスケアに取り組む必要性や重要性が高まっています。
さらに企業におけるストレスの内容を詳しく見ていくと約半分を占めるのが上司や部下との「人間関係」だと言われています。
我々は、メンタルヘルスケアにはまずセルフケアによる一次予防(未然防止及び健康増進)が重要と考えています。そこで、我々がご提案するのは、交流分析によるセルフケアです。
交流分析とは、アメリカの精神科医Eric Berne(エリック・バーン)が創始した一つのパーソナリティ理論で,個人が成長し変化するためのシステマティックな「心理療法」の一つです。自分自身への気づきを深めて、相手に変化を強いずに自分を変えるアプローチを取り、より良い人間関係作りの道を開く、セルフコントロールの手法です。現在では心理療法だけにとどまらず、教育分野や企業研修、ソーシャルワークなど幅広く取り入れられています。
本講座は交流分析理論を習得するだけでなく受講者同士でワークを行い、交流分析理論をセルフケアに活用し、実践で使えるレベルを目指します。
講師:笠井 淳
メンタルヘルスに対する認識
メンタルヘルス不調になる人は… 心の弱い人? 気合の足りない人?
メンタルヘルス不調は心の弱い人、気合の足りない人がなる、あるいはまったくそんなものは自分には関係ないと思っていらっしゃる方もいらっしゃるかと思います。
このようにメンタルヘルスに関してはいろいろな立場を取られる方も多いかと思います。
我々、CAREではメンタルヘルス不調とは、1000万人に一人の確率でなる難病でもなく、風邪のように誰しもが「なる可能性がある」という認識を取っています。
つまり、皆様が、皆様の同僚が、ある日メンタルヘルス不調なる可能性があるということです。
メンタルヘルス対策と経営
メンタルヘルス対策は経営とはあまり関係ないと思っている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、メンタルヘルス不調が職場に与える影響は決して少なくはありません。
もし、メンタルヘルス不全による長期休暇などが起こればその分の仕事量や分担の変化が起こります、つまり残された社員は精神的、物理的負担を強いられる事になります。その結果更なるメンタルヘルス不調などが起こる可能性もあります。さらに過労死や仕事が原因での自殺などが発生すれば職場の動揺は想像に難くありません。その際の個人へのケア、モラルの低下による事故やミス、関係者への説明、裁判や賠償など本来の業務以外のことでの心理的負担や経済的負担が大きくのしかかってきます。
このように、メンタルヘルス不調を「労働資源の損失」と考えていただければメンタルヘルス不調が経営に与える影響も少なくないことがお解りいただけるのではないでしょうか?
メンタルヘルス対策、そのために
このようにメンタルヘルス不調は誰しもがなる可能性あるとすれば、どのように対策をすれば効果的なのでしょうか?
メンタルヘルス対策を考える時にある特定の個人へのアプローチやメンタルヘルス不調になりそうな個人を特定していくよりも、メンタルヘルス対策を職場全体、会社全体の課題として捉え社員全体のメンタルヘルスへの意識を高める事や会社内にメンタルヘルスに関するキーパーソンを配置すること、職場のコミュニケーション方法の改善、など会社のシステムとしてとらえ、そのシステムを構築していく事が効果的であると我々は考えます。
そのために我々CAREでは、社員のメンタルヘルスへの意識を高め、自らのこころの健康の保持増進のためのセルフケアコース、さらに管理監督者のためのラインケアコースをご用意しています。
セルフケア事例① 人前で話す事が苦手
私は、人前で話す事が苦手です。
友達と雑談するときなどは、大丈夫なんですが、上司への報告や会議で意見を求められた時、
特にお客様への説明などは、上手く話そうと思えば思うほど「しどろもどろ」になってしまいます。
時には、頭の中が真っ白になってそのときのことの思い出せない時もあります。
自分自身でも落ち着いて話せば大丈夫な事は解っています。
しかし実際に、人前に立つとダメなんです。
最近では、上司もあきらめているようで、仕事もデスクワークや書類整理など
人前に立たなくてよいものしか与えられません。
このままではいけないと自分自身思っています。
私はどうしたらいいでしょうか?
セルフケア事例② ことわれない
私の会社は人数も多くなく、社長もよく現場に顔をだし気軽に社員に話しかけるようなアットホームな雰囲気でとても働き易い環境です。
しかしひとつだけストレスに思っている事があります。それは、仕事終わりに皆で呑みに行く事が多い事です。
私は、そんなにお酒も強くなく、どちらかといえばおとなしい性格なので皆で騒ぐことは苦手です。
しかもほとんどの人が参加するので断れず、いつも参加する羽目になってしまいます。
最近では、私はかならず参加するものだと思っているようで参加不参加を聞いてもくれません。
本当は仕事が終わったら家に帰ってゆっくり読書などをして自分自身の時間をたのしみたいのですが人数が多くない職場でそんなことをしたら職場の雰囲気が悪くなってしまわないか心配です。
セルフケア事例③ 苦手な同僚
私の悩みは同僚への対処法です。
問題のAさんはこの会社では同期ですがひとつ年上で以前は大企業にいたらしく仕事中はいつも今の会社の文句ばかり、不満を周りに撒き散らしています。さらにいざとなると面倒ごとは全部私に押し付けてきます。
あまり波風を立てたくないので今までは我慢してきましたがもう限界です。
又、こんな事を考えて眠れなくなったり、会社を辞めたくなったりする事自体バカらしいとわかってはいるのですが時々ふっとそんなことを考えて悶々としている自分がいます。
思い切って上司にこのことを話してみたのですが当人同士の問題といって取り合ってもらえませんでした。
私はどう対処したらいいでしょうか?
セルフケア事例④ 環境変化
この春私は地方営業所の閉鎖に伴い中核都市の支社に移動となり一家で引っ越してきました。
前の営業所ではお客様も代々の御付き合いある方ばかりで大きなトラブルやクレームもめったにおこりませんでした。
今回の移動で私は新規開拓の営業に廻されました。
上司はたたき上げの営業マンで「営業は足で稼げ」「一日100件はまわれ」が口癖です。
今までは地元のお客様とじっくり向き合う営業スタイルでしたが今ではそんなことをしていたら上司のカミナリが落ちます。
都市の人の多さや不慣れな電車の乗り継ぎなどで毎日ヘトヘトです。
家に戻れば、妻からは子供の事やご近所とのことを相談されます。
最近では出勤時間になると胃がキリキリと痛み出します。
毎日、気力を振り絞って出社していますが正直あとどのくらいもつかわかりません…
① セルフケアコース TAベーシック
セルフケアとは、自分自身がストレスの存在に気づき、それに対処するための知識と方法を身につけて、それを実施することをいいます。それには職場の管理監督者もセルフケアの対象に含まれています。
目的:交流分析理論を使い自分自身の思考・感情・行動の傾向を知り、交流分析理論をセルフケアに活用し、実践で使えるレベルを目指します。
交流分析とは、アメリカの精神科医Eric Berne(エリック・バーン)が創始した一つのパーソナリティ理論で,個人が成長し変化するためのシステマティックな「心理療法」の一つです。自分自身への気づきを深めて、相手に変化を強いずに自分を変えるアプローチを取り、より良い人間関係作りの道を開く、セルフコントロールの手法です。現在では心理療法だけにとどまらず、教育分野や企業研修、ソーシャルワークなど幅広く取り入れられています。
対象:新入社員~2、3年目
主な研修内容
①ストレス及びメンタルヘルスの基礎知識 精神疾患について
②自己イメージと他者イメージ ジョハリの窓 エゴグラムによる自己分析
③コミュニケーション分析 自我状態を使った対話スキル
④コミュニケーションのトラブル 心理ゲーム ストローク
⑤自分自身をストレスに追い込むもの ドライバー リソース探し
⑥リラクセーション 漸進的筋弛緩法
会社として明確な経営戦略を持ち、人材を育てていく事は、企業にとって非常に重要な課題になっております。
社員研修のコンテンツとして、
新入社員研修、マネジメント研修、階層別研修、営業研修、モチベーションマネジメントなど、多様化が進んでおります。
●社員研修で人材が育つとは?
IESの企業研修の基本
●意識と行動の改革を目的= 仕事力、人間力の自己確認 → アイデンティティと価値観の確認→ ビジョンの明確化
●組織との共存を明確= 気づき
●組織のエンカレッジ= 目標の宣言→ 宣言の共有→ 達成価値観の共有
●モチベーションを持った組織との共生と行動= 一人で考えるワークシート→ 自立への習慣付け→ グループでのシェア→ 他人との差異を分かちあう→ 相互に尊敬の関係→ モチベーション
●講師の一人ひとりがカウンセラー出身という特徴があり、傾聴力、共感力に優れ、信頼関係の中で行う研修運営に実績がある。
●研修の目的は、
会社の組織力、収益性の向上 |