横浜の中国語教室

効果的な学習に、他者との関わりは有用である。

入門期の学習者に有用な工夫があります。

中国語勉強の禁句

「中国語は難しいなぁ」
「中国語苦手だ」
「全然分からない」


1.中国語勉強の禁句

「中国語は難しいなぁ」「中国語苦手だ」「全然分からない」。中学校や高校の頃の外国語の授業を思い出してみてください。こうした言葉を口にしていた同級生が、きっと何人か思い当たるのではないでしょうか。しかし、実際にその言語を上手く使いこなしている人たちは、不思議とこうした言葉をあまり口にしません。

「上手くなっているからこそ、難しいなんて言わなくなる」という順番で考える人もいるでしょう。しかしそれと同じくらい、「難しいと言い続けているうちは、上手くならない」という逆の順番も成り立つと私は考えています。つまり、「難しい」と思った瞬間に、本当に「できない人」になってしまう可能性があるということです。「中国語苦手だ」と一度思い込んでしまうと、自分もその「できない人」の一人なのだという便利な言い訳が、頭の中に自然と生まれてしまいます。そしてその言い訳を何度も使っているうちに、新しい単語も文法も頭に入らないまま、勉強そのものが止まってしまうのです。

とりあえず、次のことを前提として考えてみてください。世の中には、中国語を流暢に話せる人がたくさんいます。そうした人たちの全員が、生まれつき特別な語学の才能に恵まれていたわけではありません。もちろん、話せるようになるまでにはそれなりの時間と努力が必要です。しかし、地道な勉強を積み重ねて中国語ができるようになった人が実際にたくさんいるという事実こそが、これから勉強を始める自分にも同じ可能性が十分にあることの証明になります。

このように考え方を切り替えてしまえば、「中国語を話せるようになれるかどうか」は、もはや悩む対象ですらなくなります。「難しい」と口にする癖から卒業し、あとは努力を続ける決心さえできれば、遅かれ早かれ自然と慣れていくものです。


【留学生の体験談】「難しい」を言わなくなったら聞き取れる量が増えた話

🇨🇳 上海の語学留学、最初の1ヶ月での出来事

上海に留学したばかりの頃、私は先生に質問するたびに「太难了(難しすぎます)」と口癖のように言っていました。ある日、先生が笑いながら「你还没试就说难,怎么知道呢?」(まだ試してもいないのに難しいと言って、どうしてわかるの?)と聞き返してきたのです。その一言で、自分が「難しい」と言うことで挑戦する前から逃げ道を作っていたことに気づかされました。

それ以来、聞き取れない言葉に出会っても「難しい」ではなく「今はまだ知らないだけ」と言い換えるようにしたところ、不思議と聞き取れる単語が少しずつ増えていきました。口癖ひとつで学習への向き合い方がここまで変わるとは思っていなかった、忘れられない経験です。