横浜の中国語教室

効果的な学習に、他者との関わりは有用である。

入門期の学習者に有用な工夫があります。

初級の方は何を忘れたらいけないか?


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「入門の方は何を忘れたらいけないか?」シリーズはもう読み終わりましたか?それでは、さっそく初級レベルの話に進めていきましょう。たとえば会話をするとき、次の二つの表現のうち、あなたならどちらを使うでしょうか。

  1. 「昨日映画を見ました。その映画は面白かったです。」
  2. 「昨日見た映画が面白かったです。」

普通に考えれば、2の方を選ぶ人がほとんどでしょう。1の言い方でも文法は合っていますし、意味も通じます。しかし、わざわざ二つの文章に分けて言う必要はなく、長くなるうえに言い回しもどこか堅苦しく聞こえてしまいます。

この現象は、もちろん日本語だけの話ではなく、中国語にも同じことが言えます。中国語にも、上の1のように二つの文に分けて話す方法があります。文法も単語も正確で、間違いなく意味は通じます。しかし、間違いはないものの、どこか堅苦しい印象を与えてしまうのです。

「堅苦しくてもいいじゃないか。スピーチコンテストに出ているわけでもないし、通じればそれで十分だ」と感じる方もいるかもしれません。もちろん、コミュニケーションにおいて「通じること」がすべての土台であるのは間違いありません。自分の言葉が多少堅苦しくても、きちんと通じているのであれば、それより上のレベルを目指すべきかどうかは、「絶対に目指さなければならない」とまでは言い切れないでしょう。

しかし、コミュニケーションにおける「通じる」ということは、決して一方通行の話ではありません。コミュニケーションに必要なのは、自分の言葉が相手に通じることだけではなく、相手から返ってくる言葉が自分にもきちんと通じること、つまり自分自身が聞き取って理解できなければ、コミュニケーションは成り立たないということです。

もう一度、先ほどの二つの日本語表現を見てみましょう。

  1. 「昨日映画を見ました。その映画は面白かったです。」
  2. 「昨日見た映画が面白かったです。」

もちろん、日本語が堪能でこのページを読んでいるあなたなら、実際には2の言い方をするはずです。自分が1のように文章を分けて話す表現を普段使わないのと同じように、旅行先や仕事で出会う中国語の会話相手、つまり中国語が堪能な人たちも、日常会話では2のようにまとめた言い方をします。

ということは、中国語で自分から話すときは1のような分かりやすい言い方の方が楽だとしても、実際に相手から言われるのは2のようなまとめた表現だということになります。厳しい現実ですが、そのまとめた言い方を理解できなければ、コミュニケーションは成立しません。そして、言われたときに理解できるようになるための一番確実な道は、自分自身がその表現を使いこなせるようになることです。

ただし、日本語にしても中国語にしても、まとめた言い方には決まった型があるわけではなく、いくつかの異なるまとめ方が存在します。上で紹介した並べ方の型さえ覚えてしまえば、あとはどんな単語にも応用して使うことができます。自分でこの表現を使えば使うほど、言われたときに理解するスピードも上がっていきます。会話のテンポも自然と速く、スムーズになっていきますので、ぜひ積極的に使ってみてください。



【留学生の体験談】まとめた言い方が聞き取れず戸惑った話

🇨🇳 南寧での語学留学、友人との雑談での出来事

南寧で友人が「昨天看的电影很有意思」(昨日見た映画が面白かった)と話した時、私は自分がいつも使っていた「昨天看了电影。那个电影很有意思。」という2文に分けた言い方しか知らなかったため、一瞬何を言っているのか分からず戸惑ってしまいました。

自分では丁寧に分けて話す方が正確だと思っていましたが、ネイティブは日常会話で自然とまとめた言い方をすることに気づかされた瞬間でした。それ以来、まとめた表現を意識して聞くようにしたところ、友人同士の会話のスピードにもついていけるようになりました。