横浜の中国語教室

効果的な学習に、他者との関わりは有用である。

入門期の学習者に有用な工夫があります。

中国語 勉強のコツ | 初級の方は何を忘れたらいけないか?その②


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まだそれほど多くの単語、特に難しい言葉や専門用語を覚えていない段階では、自分が日本語で言いたいことを、そのまま中国語に訳せない場面が必ず出てくるでしょう。そんなとき大切なのは、無理に中国語へ「翻訳」しようとするのではなく、知っている言葉を使って「説明」することです。

まずは自分の言いたいことを、とりあえず言葉にしてみましょう。すると相手から、確認や聞き返しの質問が返ってきます。それに対して、思いつく範囲で説明を返してあげれば、それで十分です。ぴったりと正確な表現で言いたいことが言えていなくても、この時点ですでに、コミュニケーションの第一歩を踏み出せています(ちなみにこれは#12「中国語は千里の旅」でもお話ししましたね)。こうしたやり取りを重ねるうちに、相手は少しずつあなたの言いたいことを理解していきます。これなら、単語をそれほど多く知らなくても、簡単な表現を使って、最初は難しく感じていたことも伝えられるようになります。

「しかし、そうやってゆっくり文章を読めば理解できても、実際の会話でスピードが速くなると、頭が混乱してしまう」。こう感じる方もいるかもしれません。これについては、以前(#11、#19)にもお話しした通り、文法さえしっかり理解できていれば、リスニングにおいてもきちんと聞き分けられるはずです。「いや、それでもやっぱり会話は速すぎて混乱するんだ」と思う方もいるでしょう。

その速さの中でも文法を通じて理解できるようになるには、自分自身が文法を正しく使うことを積み重ねるしかありません。正しい文法を何度も繰り返し使っていると、そのうちにほとんど自動的と言えるくらい自然に使えるようになり、自分が正しく使えば使うほど、相手から言われたときにも同じように自動的に理解できるようになっていきます(これも以前#26でお話しした内容です)。


【留学生の体験談】単語が出てこず言い換えて伝わった話

🇨🇳 杭州での語学留学、市場での買い物での出来事

杭州の市場で欲しかった調味料の名前がどうしても思い出せず、最初は諦めかけましたが、「辛くて、料理に入れる、赤い」と知っている単語だけで説明してみたところ、店主さんが「ああ、辣椒(唐辛子)ね」とすぐに理解してくれました。訳せない言葉があっても、簡単な表現で説明すればちゃんと伝わるのだと実感した瞬間でした。

それ以来、単語が出てこなくて焦る場面でも、まず知っている言葉で言い換えてみることを心がけるようになりました。相手からの質問に答えているうちに、自然と会話が続いていくことに気づき、完璧な単語力よりも「伝えようとする姿勢」の方が大切だと感じています。