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質問:今年は中国語を話せるようになりたいと思っております。独学では続けられなそうなので、スクールに通いたいのですが、中国語学校・教室がたくさんあって決められません。中国語のスクールを選ぶ際に、どのような基準をもとにすればよいか目安を教えてください。よろしくお願いいたします。
返事:信頼できる教師の選び方
長い間この業界に勤めていますので、教室によってレッスンの質がかなり変わることはよく分かります。まずネイティブの教師がいる教室の方がよいのは言うまでもありません。しかし、ネイティブであるというだけでは不十分で、信頼できるネイティブ教師がいる教室でなければ意味がありません。
たとえば小規模な学校では、たいてい教師本人がレッスンの内容を作り上げています。レッスンのテーマを何にするか、すでに出版されているテキストを使うか自分でオリジナル教材を作るか、どのように説明するか。これらすべてを教師個人が決めている教室は、実はかなり多く存在します。大きな会社であっても、本社がレッスンプランを用意していたとしても、教師一人ひとりがそれにきちんと従っているかどうかを逐一確認できるほど人員に余裕のある学校はあまりなく、結局のところ、教師個人の教え方のスタイルがレッスンの質に大きく影響してしまうのです。
そうした「信頼できる教師」を見つけるために、次の四つのポイントをお勧めします。
一つ目は、アルバイトではない教師です。正直なところ、経済的な事情だけを考えれば、アルバイト感覚で教師をするために来日する中国語ネイティブはまずいません。ですから、アルバイトのような形で教えている教師は、どこかで「この仕事は一時的なものに過ぎない」という考え方を持っていて、あまり熱心に取り組んでくれない傾向があります。逆に正社員として働いている教師は、生徒のために腰を据えて頑張ってくれますから、社員教師が在籍している教室の方がよいでしょう。
二つ目は、同じ教師が継続して担当してくれることです。中国語を勉強する人にはそれぞれ得意なことと苦手なことがあります。新しい生徒が入学すると、しばらくの間教師はその生徒を観察し、「このレッスンでは何を強調すればこの人はより上達するだろうか」を判断していきます。しかし、毎回違う教師が担当してしまうと、この積み重ねが活かされません。自分が通いたい曜日・時間帯に、毎回同じ教師が担当してくれる教室を選ぶことをお勧めします。
三つ目は、実際に「教える」教師であることです。一見矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、他に仕事が見つからず、あるいは転職活動中の生活費をまかなうために、とりあえず中国語会話の教師をしているという人も実在します。特に教える意欲もスキルもなく、レッスンの終了時間まで沈黙を埋めるかのように、ただ自分の話をし続けてしまう教師もいます。当然ながら、こうした「教えない教師」のレッスンでは、勉強にはなりません。逆に、教えること・語学・国際交流そのものに関心を持っている教師であれば、しっかりとあなたのためになるレッスンを組み立ててくれますから、そういった教師がいる教室の方が望ましいです。
(つい、アドバイスが四つ目まで増えてしまいましたが)四つ目は、教えてきた年数が長い教師です。日本で働いている中国語教師には若い方が多いので、これは多少贅沢な条件かもしれませんが、できれば経験が豊富な教師をお勧めします。中国語教師という仕事は、会話中心で軽い雰囲気のレッスンが基本であるがゆえに、見た目以上に難しい仕事です。しかし意外にも、教え続けることでスキル自体がどんどん磨かれ、上達していくものです。そうした経験を活かし、ある意味レッスンそのものに自分のプライドをかけている教師のレッスンであれば、きっとあなたのためになるはずです。
【留学生の体験談】担当が変わらない教師に出会えて伸びた話
🇨🇳 珠海での語学留学、語学学校でのクラス編成での出来事
珠海の語学学校に通い始めた最初の数週間は、毎回違う先生が担当につき、同じ間違いを何度も一から説明し直す羽目になっていました。途中で同じ先生が継続して担当してくれるクラスに変わったところ、先生が自分の弱点を把握した上でレッスンを組んでくれるようになり、上達の速度が明らかに変わりました。
教師個人の熱意やスキルだけでなく、継続して見てもらえる仕組みそのものが学習効果を左右するのだと実感しました。教室選びでは設備やカリキュラムだけでなく、担当の継続性も確認すべきだと学んだ経験でした。