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質問:只今途上国で国際協力をしに来ています。2年間という限られた期間での契約で来たのですが、実際来てみると私に出来る事もなく、お客様状態です。半年間その状態で過ごしましたが、もう限界です。私が派遣されるまでに大変なお金も時間もかかり、会社に負担してもらってる形です。会社的には、私がここに2年間いるだけで国際協力になるので、良いと言われていますが、自分では納得できません。
年齢も30になり、時間を毎日無駄にしている思いと共に、日本に帰りたい!という気持ちになり、激しくホームシックになってしまってます。ここに来てから、日本に帰りたいとずっと思っております。いい歳をして、家族が恋しく、特に母や祖母に会いたい気持ちでいっぱいです。
まだ2年間という約束のうち半年しか経っていないのにかかわらず帰るという事は今までの研修や家族の応援を全部捨ててしまうような気がして帰れないと思ってしまう反面、もう帰ってやれ!っとも思ってしまいます。毎日、葛藤し、涙が出てきます。また、日本へ帰る事が出来ない規則で、日本に帰れない……と思えば思うほど恋しくなります。母に会いたいと思って電話はするのですが、余計にホームシックになってしまいます。いい歳して恥ずかしいのですが、このホームシックはどうしたらいいでしょう?途中で帰ってもいいのでしょうか?
返事:後悔しないような決め方
「途中で帰ってもいいのでしょうか?」とお尋ねですね。国や人によって、どうしても暮らしが合わない場合もありますが、帰国を決める前に、次のようなことを考えておくと、後で後悔しにくいと思います。
どちらの国に行かれているのか分からないため、あまり具体的な話はできませんが、外国に移り住むと、だいたい次のような精神的なリズムをたどることが多いです。外国に到着したばかりの時期は、新鮮なことがたくさんあるため、うまくいかないことがあっても、それほど気持ちに大きな影響を与えません。自覚していなくても、「まだ慣れていない場所なのだから、うまくいかないのも当然だ」と、どこかで感じているからです。
しかし、ちょうど半年ほど経つと、その新鮮な気分は薄れてくる一方で、まだその国の生活にそれほど慣れているわけでもないため、難しさをより強く感じるようになります。そして一年ほど経つと、ようやく生活に慣れてきて、自分でいろいろなことができるようになり、その国での暮らしがスムーズに、そして充実したものに変わっていきます。
あなたは今、ちょうどこのリズムの第2ステージに入ってしまっているだけで、辛くなるのは決しておかしなことではありません。もし滞在している国が本当にご自身に合わないのであれば、長く住んでいても状況が変わらないこともあります。しかし、本当に合わないのか、それとも単にこの精神的なリズムの影響で落ち込んでいるだけなのか、まずはそこを見極めて考えてみるとよいと思います。
補足として、仕事があまりできていない状態が続いているのは、確かにつらいことですね。おっしゃる通り「年齢も30になり」「いい歳をして恥ずかしい」という部分が重なって、なおさら大変に感じられるのだと思います。やはり仕事が充実していることは、大人としてのプライドの一つでもありますから。
会社の方から「その国に2年間いるだけで国際協力になる」と言われても、なかなか納得できないお気持ちもよく分かります。しかし、先ほどお話しした通り、30代に入ってから、しばらく仕事を最優先にしなくてもよい時期が巡ってくるというのは、実はなかなか珍しい機会でもあります。どちらの国かが分からないため具体的なことは言えませんが、その国の言葉や文化を学んだり、その地域を旅したり、ボランティア活動をしたりすることで、仕事があまりできなくても、この2年間を十分に有意義な時間として過ごせないでしょうか。
30代のうちに家やマンションを購入したり、結婚して子供を授かったりする方はよくいらっしゃいます。もちろん、そのどれもおめでたいことです。しかしそうなると、海外で生活してみるということ自体が、かえって難しくなってしまいます。30代という年齢だからこそ、充実させたいと焦る気持ちも分かります。しかし同じ30代だからこそ、こうして海外で羽を広げられるのは、人生における最後のチャンスである可能性もあります。このこともあわせて考えた上で、帰国するかどうかをじっくり判断されることをお勧めします。
最後に、これからどうするかを決めるのは、あなた自身にしかできないことです。ここまでお伝えしたことを踏まえて決断すれば、どちらの道を選んだとしても、後悔は少なくなると思います。
【留学生の体験談】半年目の落ち込みを乗り越えた話
🇨🇳 開封での語学留学、留学半年を過ぎた頃の出来事
開封に留学して半年ほど経った頃、最初の新鮮さがすっかり消え、まだ生活にも慣れきっていない時期に強いホームシックに襲われました。毎日のように実家に帰りたいと感じ、このまま続けていいのか本気で悩みました。
しかし先輩留学生に「一年経つとようやく生活が安定してくる」と聞き、今が一番苦しい時期だと知っただけで気持ちが少し楽になりました。実際一年を過ぎる頃には生活が落ち着き、あの時諦めなくてよかったと思えるようになった経験でした。