横浜の中国語教室

効果的な学習に、他者との関わりは有用である。

入門期の学習者に有用な工夫があります。

中国語 勉強のコツ | 一年で効率的に勉強する方法


☆ 58.

質問:来年に大学受験を控えた高2です。これまであまり受験勉強をしてこなかったので、残りの一年でできるだけ効率よく勉強したいと思っております。志望校の受験科目は、英・数・国です。おすすめの勉強法を教えてください。


返事:中国語の勉強なら

中国語以外の科目については何も申し上げられませんが、中国語の勉強という観点からであれば、二つの助言があります。

まずは、中国語の基本がしっかり身についているかどうかを、一度確認しておくことをお勧めします。すでに色々な単語、文法、表現を勉強してこられたと思いますが、もう一度、基本に穴がないかどうか復習しておくとよいでしょう。基本がなぜそれほど大事かというと、受験のような難しい試験は、時間的な余裕をあまり持たせないように作られていることが多いからです。試験の最中に基本的なところで悩まずに済むことは、それだけで大きなアドバンテージになります。

そして、基本がしっかりできていないと、中国語の表現を丸ごと丸暗記するしかなくなってしまいます。短い文章であればそれでもなんとかなるかもしれませんが、受験に必要な中級・上級レベルの表現の勉強に進んでいくと、暗記しなければならない量がどんどん増えていきます。そうなると、当然進歩のスピードも遅くなってしまい、本来目指していた効率的な勉強からは、かえって遠ざかってしまいます。ですから、一見遠回りに思えても、基本の勉強にきちんと時間をかけておけば、その後の中級・上級の段階で、進歩のスピードが目に見えて速くなっていきます。

そしてもう一つ、一番大事なのは、勉強を勤勉に続けることです。一年間という長い勉強期間の中では、「今日は疲れているからサボって、明日からまた頑張ろう」とか、「なんだかやる気が出ないから今週の分を減らして、来週にその分を取り戻そう」というような気分になる瞬間は、誰にでもあるものです。しかし、ほんの少しサボっただけでも、それまで覚えていた内容を忘れかけてしまい、勉強に戻ったときに以前より難しく感じてしまう、ということはよくあります。そうなると、さらに余計な努力が必要になり、また勉強をサボりたくなる誘惑も、ますます大きくなってしまいます。この悪循環を繰り返してしまい、せっかく積み上げてきた勉強が振り出しに戻ってしまった、という人も少なくありません。

そうならないためにも、受験本番までの残り時間と、これから勉強すべき内容をあらかじめ整理した上で、無理のない勉強スケジュールを組み立ててください。そして、そのスケジュールに沿った一定のペースを守り続ければ守り続けるほど、勉強は結果的に効率よく進んでいくはずです。


【留学生の体験談】基本の復習を怠らずに続けた話

🇨🇳 常州での語学留学、中級クラスへの進級試験前の出来事

常州で中級クラスへの進級を目指していた時、新しい表現を暗記することばかりに気を取られ、基本文法の復習を後回しにしていました。ある日、簡単な文で言い間違いを連発してしまい、基礎が抜けたままでは応用がいくら増えても崩れやすいのだと痛感しました。

それから毎週決まった時間を基本の復習にあて、多少物足りなく感じても一定のペースを崩さないようにしたところ、中級以降の表現もスムーズに身についていきました。地道な繰り返しこそが、結局は一番の近道なのだと実感した経験でした。