横浜の中国語教室

効果的な学習に、他者との関わりは有用である。

入門期の学習者に有用な工夫があります。

中国語 勉強のコツ | 中国語は映画よりテレビ①:ストーリー


8.

中国語の勉強のために映画とテレビドラマ、どちらを見るのがより効果的でしょうか。結論から言えば、どちらも十分に効果があります。とにかく中国語を耳にする時間を増やせば、遅かれ早かれ新しい単語に出会い、自然な表現も少しずつ身についていきます。とはいえ、効率という観点で見比べたとき、どちらに軍配が上がるのか、今回はまず「ストーリーの作られ方」という切り口から考えてみましょう。

映画には映画ならではの良さがあります。たとえば映画館で鑑賞すれば、途中で電話がかかってくることもなく、周囲に邪魔されることもないため、2時間程度じっと集中して物語に入り込むことができます。限られた上映時間の中で完結させる必要があるぶん、ストーリーはテンポよく、劇的に展開していきます。

しかしその一方で、2時間という制約があるからこそ、登場人物の背景や日常のちょっとしたやり取りといった細部は、どうしても駆け足で描かれるか、思い切って省略されがちです。ドラマチックな展開を優先するあまり、実際の日常会話にはあまり出てこないような、やや大げさなセリフ回しが多くなる傾向もあります。

これに対してテレビドラマは、何十話にもわたってじっくりと物語を描いていくため、登場人物たちの日常のちょっとした会話や、職場でのやり取り、家族との何気ないシーンなど、現実の生活により近いエピソードがふんだんに盛り込まれます。これこそが、中国語学習の教材としてテレビドラマが持つ、一つ目の大きな強みです。日常会話に近い表現に繰り返し数多く触れられるという点で、その学習効果は映画に決して引けを取りません。

【留学生の体験談】映画のセリフが速すぎてついていけなかった話

🇨🇳 武漢での語学留学、映画館での出来事

武漢に留学中、現地の友人に誘われて中国映画を見に行きましたが、セリフのスピードについていけず、ストーリーの半分も理解できませんでした。落ち込んでいた私に友人が「你可以先看电视剧,语速慢一点」(まずはドラマから見てみたら?話す速度がもう少しゆっくりだよ)とアドバイスをくれました。

実際にドラマを見てみると、日常会話に近いテンポで、同じ表現が何度も繰り返し出てくるため、聞き取れる部分が徐々に増えていきました。2時間で完結する映画よりも、何十話も続くドラマの方が、初級〜中級者にとって現実の会話に近い形で慣れていけるのだと実感した経験でした。


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