start to Vとstart Vingの違いがわかりません。

Q. start to Vとstart Vingの違いがわかりません。

結論:start to Vは無生物主語や心的状態を表す動詞(appreciate, understand等)と相性が良く、start Vingは動作がしばらく継続する場合に好まれます。「雨が降り始めるかもしれない」なら start to rain が自然です。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


start to Vとstart Vingの違いがいまいちよくわかりません。
特に、「未来に≒オ始める」という時は、例えば、
It may start raining soon.ですか?start to rainですか?
また、違いはどのようなものですか?


A.

「start to Vは次のような場合に好んで使われます。」

*start to Vは次のような場合に好んで使われます。
①主語が無生物の場合
②(be) starting to のようにstartが進行形の場合
③start の次に来る動詞が知的活動や,心的状態を表す場合
< appreciate, understand, realize, know >などです。


例: I have now started to appreciate classical music. 「クラシック音楽が分かりかけてきた」
*start Ving は開始された動作がしばらく継続すると考えられた場合に使われる傾向があります。
例: He started walking slowly toward the door.「彼はドアの方にゆっくりと歩き始めた」
それで,「雨が降り始めるかもしれない。」という表現の場合は,
start to rain.
の方が好ましいと思います。

実践で使える知識:迷ったときの目安として、「これから起こる変化・きっかけ」を強調したいときはstart to V、「動作がしばらく続く様子」を伝えたいときはstart Vingを選ぶと覚えておくと便利です。日記や英作文で使うときは、まず動詞が「知覚・心理」系か「動作」系かを見分けるのがコツです。



例文とリアルなニュアンス

"I have started to appreciate classical music."(クラシック音楽が分かりかけてきた)のように、心的状態の動詞にはstart to Vが好まれます。

"He started walking toward the door."(彼はドアの方に歩き始めた)のように、動作の継続にはstart Vingが自然です。

類似表現との違い

  • start to V:無生物主語・心的状態の動詞と相性が良い
  • start Ving:動作がしばらく継続する場合に好まれる
  • It may start to rain.:未来の変化・きっかけを強調する自然な言い方

監修者より一言:似たような構文の使い分けを意識できるようになると、英作文のレベルが一段階上がります。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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