アメリカ人に、「エコ」をどう伝えたらいいのですか?

Q. アメリカ人に、「エコ」をどう伝えたらいいのですか?

結論:日本語の「エコ」は間違えなくて英語の「ecology」が由来ですが、「エコ」と「ecology」の使い方はかなり違いますね。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


アメリカ人に、「エコ」をどう伝えたらいいのですか?

そのアメリカ人は、日本に来て数か月の、モルモン教の宣教師です。
一生懸命日本語を勉強しながら、日夜、布教に励んでいます。
集中するために、アパートに帰ってもテレビを見ることは禁止なのだそうです。
彼らはいつも自転車に乗っているので、ある日、「エコですね。」と声をかけたら、「エコ?ゴメンナサイ。
わたしニホンゴあまりわからないです。」と言われました。
《略したのが悪かったのか》と思い、「エコロジーです。
Ecology.」と言っても、「それは、エイゴじゃないですね」・・・。
が~~~~~ん。
エコロジーというのは、「和製英語」ですか?新しくできた英単語なのですか?だから、TVを見ない彼が知らないの?
もし、この「エコ」の精神」を英語で表すなら、どう伝えればいいのでしょう?
おしえてください。


A.

日本語の「エコ」は間違えなくて英語の「ecology」が由来ですが、「エコ」と「ecology」の使い方はかなり違いますね。

日本語の「エコ」は間違えなくて英語の「ecology」が由来ですが、「エコ」と「ecology」の使い方はかなり違いますね。
とりあえず「ecology」は「自然環境状態」と意味するので、こんな風に使えます:
The ecology of this region has been damaged by pollution.
「ecological」の言葉もありますが、これは単なる「自然環境の」って意味。


たとえば:
The government is studying ecological problems.
しかし「ecology」も「ecological」は「エコ精神」って意味にはなれないので、「自転車を乗るのはエコですね」を言いたければ別の表現が必要です。
「エコ精神」を表す表現なら「ecologically-friendly」はよく使われている。
しかしこれは多少堅いので、会話よりよりスピーチや書く文章に使うね。
会話をするときに一番良く使われている表現は:
It’s good for the environment.
この「environment」は「ecology」と同じ意味ですけど「environment」の方は自然だね。
それで「自転車を乗るのはエコですね」と言いたければ:
Riding a bike is good for the environment.
が一番いいです。



例文とリアルなニュアンス

"Riding a bike is good for the environment."(自転車に乗ることは環境に良い)は「エコ」を伝える最も自然な言い方です。

"This product is eco-friendly."(この製品は環境にやさしい)もよく使われる表現です。

類似表現との違い

  • ecology:自然環境の状態そのものを指す学術的な語
  • environment:会話でよく使う「環境」の一般的な語
  • eco-friendly / good for the environment:「エコ」の精神を伝える自然な言い方

監修者より一言:和製英語をそのまま使うと通じないことがあるので、意味から考え直す習慣が誤解を防ぎます。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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