this・next・lastの使い分け

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

this・next・lastの使い分け

英語のthis, next, lastについて質問です。
1. =13年1月に13年3月の話をする場合は「this March」 と 「next March」どちらが正しいですか。
例えば、何か行事の予定があるときに、 「It will be held this March」と言うか「It will be held next March」と言うか。
2. =逆に、13年3月に13年1月の話をする場合は「this January」 か「last January」どちらになりますか。


。

3. =月だけでなく、曜日のときも混乱しちゃいます。
内容ははっきりと覚えていないのですが、実際にこのことで困った経験があります。
プレゼンテーションを発表する日を口頭で伝えられた際に、ハッキリと理解できず、一週目の火曜日に準備万端で緊張していたら実は2週目の火曜日の予定だったと言う。


-ANSWER

「動詞が未来形か過去形かになっているのはキーポイント

1. =どちらでも大丈夫です。


とりあえず13年1月に話していると「next March」を言えば「次の3月」、つまり13年の3月として通じます。
それで「It will be held next March」で大丈夫です。


不思議と感じるかもしれませんが「this March」は「次の3月」としても「この前の3月」としても使えます。
しかし「次の3月」として使おうとすると動詞も未来形に変えると「次の3月」って意味で通じます。
それで「It will be held this March」でも13年の3月で通じます。


2. =これもどちらでも大丈夫です。
「last January」は「この前の1月」を意味しますので、13年3月にそう言うと13年の1月として通じます。
たとえば「The event was held last January」で大丈夫です。


そして「this January」は「この前の1月」の意味として使おうとすると動詞を過去形に変えればいいです。
たとえば「The event was held last January」。


3. =実は英語ネイティブ同士でも「next」を曜日と一緒に使うと混乱する場合が多いです。
たとえば今日は1月12日の木曜日に「It will be held next Saturday」を言われるとネイティブでもそれは二日後に来る1月14日の土曜日の話かどうか来週にある1月21日の土曜日の話かどうか今一分らない人がたくさんいます。
誤解されないように話し相手が英語ネイティブでも1月14日の話なら「The Saturday of this week」や「Saturday the 14th」、そして21日の話なら「The Saturday of next week」や「Saturday the 21st」と話している人が多いです。



【留学生の体験談】"next Saturday"の解釈でプレゼンの日を間違えた話

📆 留学先の大学でグループ発表の予定を確認していた際の経験

留学中、木曜日の授業でグループメンバーから "Let's meet next Saturday to prepare."(次の土曜日に準備のために集まろう)と言われ、てっきり二日後の土曜日のことだと思い込み、一人だけ資料を持って集合場所に行ってしまいました。しかし誰も来ず、後で確認すると実際は一週間後の土曜日を指していたことが分かりました。

友人に相談すると "Even native speakers get confused by 'next'—it's safer to say the exact date!"(ネイティブでも'next'は混乱するから、はっきり日付を言った方が安全だよ!)と教えてもらいました。それ以来、予定を確認するときは"next"だけに頼らず、"Saturday the 14th"のように具体的な日付も添えて確認する習慣がつきました。