「corporation」と「incorporation」の違い
Q. 「corporation」と「incorporation」の違い
結論:「株式会社」と「創立」「corporation」は法人としての会社を意味しますが、実は「incorporation」はその意味しません。
「corporation」と「incorporation」の違い
英語で法人としての「会社」って言うとき「corporation」と「incorporation」ってどう違うんですか?
-ANSWER-「株式会社」と「創立」
「corporation」は法人としての会社を意味しますが、実は「incorporation」はその意味しません。
それぞれの使い方をもう一度見てみよう:
1.
「corporation」は元々「株式会社」を意味します。
たとえば:
Many corporations make electronics.
(たくさんの株式会社は電気物を生産します)
あとは会社名の後ろにも付けます。
たとえば:
I work for ABC Corporation.
(私はABC株式会社で働いています)
「Incorporated」は会社名の後ろに付く「corporation」と同じ意味です。
たとえば「I work for ABC, Incorporated」は「I work for ABC Corporation」と同じ意味です。
おまけに「Incorporated」の省略「Inc.」、たとえば「I work for ABC, Inc.」でも使えます。
しかし「Incorporated」と「Inc.」だけで「有限会社」の意味としてになりません。
「Many corporations make electronics」は言えても「Many incorporateds make electronics」や「Many incs. make electronics」は言えません。
2.
「incorporation」は「創立」を意味します。
動詞の「創立する」にすると「incorporate」になります。
たとえば:
This corporation was incorporated in 1994.
(この株式会社は1994年に創立した)
This corporation’s incorporation was in 1994.
(この株式会社の創立は1994年にあった)
【留学生の体験談】"incorporation"を会社名だと勘違いした話
💼 留学先のビジネス英語の授業でレポートを書いた経験
留学中、ビジネス英語の授業で会社の歴史についてレポートを書く課題があり、"The company's incorporation was a corporation."(不自然な誤文)のように"incorporation"を会社そのものを指す単語だと勘違いして書いてしまいました。先生に添削されて "Incorporation means the act of forming a company, not the company itself."(incorporationは会社を設立する行為を指すもので、会社そのものではないよ)と指摘され、自分の勘違いに気づきました。
"corporation"(会社)と"incorporation"(設立という行為)は見た目が似ていても指すものが全く違うと実感し、それ以来、似たスペルの単語に出会うたびに「モノ」を指すのか「出来事」を指すのかを意識して確認する習慣がつきました。
例文とリアルなニュアンス
"I work for ABC Corporation."(ABC株式会社で働いています)のように、社名の後ろに付けて使います。
"This corporation was incorporated in 1994."(この会社は1994年に設立された)のように"incorporate"は動詞として使われます。
類似表現との違い
- corporation:株式会社そのもの、または社名の後に付く語
- incorporation:「設立・創立」という行為・出来事
- Inc.:Incorporatedの省略形、社名の後にのみ使う
監修者より一言:似た単語でも「モノ」を指すか「出来事」を指すかを区別すると、ビジネス英語の誤用を防げます。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。
