「呼び捨てでいいですか」は英語で?

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

「呼び捨てでいいですか」は英語で?

「Can I call you by your name without an honorific?」ってどういう意味ですか?


「呼び捨てでいいですか」

「honorific」は語学の表現で日本語を話す時に名前や名字につける「~さん」、「~様」、「~くん」、「~ちゃん」などを表す。


「without ~」は「~なしで」なので、「without an honorific」は「さんやくんなどなしで」を意味します。
こうして、「Can I call you by your name without an honorific?」は「呼び捨てで話してもいいですか?」って意味になっています。

実践で使える知識:もっとシンプルに聞きたい場合は「Can I just call you [名前]?(〜って呼んでもいい?)」でも十分伝わります。英語圏では敬称なしで名前を呼ぶのが一般的なので、この質問自体をする機会は少ないですが、日本語の丁寧さの感覚を説明する際に便利な表現です。



【留学生の体験談】敬称なしで呼んで気まずくなった話

🙇 留学先で教授との距離感を測りかねた経験

留学中、日本の感覚で目上の人には敬称が必要だと思い込み、親しくなった教授に対しても "Professor Smith"(スミス教授)と毎回丁寧に呼び続けていました。ある日教授から "You can just call me John, you know."(ジョンって呼んでくれていいんだよ)と言われ、逆に気を使わせてしまっていたことに気づきました。

日本語では目上の人を呼び捨てにすることに強い抵抗がありますが、英語圏では親しくなれば教授でも下の名前で呼ぶのが自然だと実感しました。「呼び捨てでいいですか」とわざわざ聞く場面よりも、相手から「名前で呼んで」と言われるのを待つ方が自然な流れだと学んだ出来事です。