「raise」と「grow」の使い方

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

「raise」と「grow」の使い方

「子供はちゃんと育っている」には「The children were raised well」で大丈夫?
「The children were grown well」はダメですか?
「grown」も「育てる」という意味だと思うんですけど…

この場合は「raise」を使う

はい、「The children were raised well」で大丈夫です。
「raise」でも「grow」でも「育つ」と訳せますが、何を育つかによって言い方が変わります。
「grow」は植物や花を育つ場合に使う単語なので、「子供を育つ」は「grow children」と言えないね。
逆に「raise」は子供を育つ場合に使うので、「子供はちゃんと育っている」の「育つ」は「raise」になります。
まず「誰かが子供を育った」は「Someone raised the children」になります。
これを「子供は誰かによって育てられた」に変えると
「The children were raised by someone」になって、そして単なる「子供は育てられた」なら「The children were raised」になります。
最後に「ちゃんと」を意味する「well」を加えると「The children were raised well」で大丈夫です。

実践で使える知識:「raise」は動物を育てる場合にも使えます(例:raise chickens=鶏を飼育する)。一方「grow」は植物・作物限定で使うのが基本です(grow vegetables=野菜を育てる)。「grown-up(大人になった)」という形容詞もよく使われるので、あわせて覚えておくと便利です。