英文法学習のための前提(英文法理解のための国語力)
英語上達へのアドバイス
Vol.8
― 英文法学習のための前提(英文法理解のための国語力) ―
前回では英語でのコミュニケーションに英文法はとても役立つ、というようなことをお伝えしました。
これから英文法の基礎を学ぶ方向けに、できれば最初に以下の10の基本的な用語の知識、定義を覚えておくと、学習をすすめる上でとても理解しやすいと思います。
A.語順を決める用語
1、主語
2、動詞
3、目的語
4、補語
B.基本的な品詞
5、名詞
6、動詞
7、形容詞
8、副詞
C.英文法を学ぶ上でほぼ必ず使用される用語
9、句=phrase
10、節=clause
今ここで、これ以上それぞれの用語の説明をするのは割愛しますが、これらの用語の定義、意味を頭に入れておけば、文法を効率的に学ぶ事ができると思います。
特に ”句”、”節”がわかると、とても理解しやすくなると思います。
もちろんこれは基礎の中の基礎で、もっともっと多くの文法用語が出てきます。
例えば文法書に以下のような文章が書かれていた時、
”前置詞は通常名詞や代名詞の前に置かれ、形容詞句や副詞句をつくる”
名詞、形容詞、副詞、そして句と節の意味や定義がわかっていれば、前置詞がどのようなルールで使用され、どんな役割を持つか、より理解できると思います。
【留学生の体験談】"clause"という単語のおかげで先生の説明が分かった話
📝 語学学校の文法クラスで用語につまずいた留学生の経験
留学中、語学学校の文法クラスで先生が "This is a relative clause, so it modifies the noun before it."(これは関係節なので、その前の名詞を修飾します)と説明した際、"clause"(節)という単語の意味が分からず、説明全体がちんぷんかんぷんになってしまいました。
授業後に辞書で"clause"を調べ、日本語の文法用語「節」と結びつけて理解したところ、次の授業で同じ説明を聞いた時にはすんなり頭に入ってきました。英語の文法用語そのものを知らないと、いくら英語力があっても文法の説明自体が理解できないのだと痛感し、それ以来主要な文法用語は英語と日本語の両方で覚えるようにした経験です。
