Vol.30. 英検2次試験対策(2級向け)part.3

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

 

Vol.31. 英検2次試験対策(2級向け)part.3
前々回、前回に引き続き、英検の2次試験(面接)に向けた簡潔なアドバイスをさせていただきます。(2級向けのアドバイスです。)
前々回は、
1.問題カードのパッセージの黙読、音読について
2.パッセージの中に回答がある質問について簡単にアドバイスしました。
前回は
3.問題カードの下のイラストに関する問題について簡単にアドバイスしました。
今回は、
4.問題カードに関する質問、ナレーションが終わった後、自分自身の意見について 聞かれる問題について、簡単にアドバイスさせていただきます。
現状2題出題されるのですが、 1問目は問題カードに多少関連のあるトピックについて、 2問目は問題カードとはあまり関連のないトピックについて質問されます。
通常、面接官は以下のようなフレーズで質問します。
1問目=“Some people say that S(today)V .What do you think about it?” 「今日S(は)Vであるという人もいます。それについてあなたはどう思いますか?」
この問題に関しては、まず“I agree (=賛成), I disagree(反対)”のように返答して、その後、結論を簡潔なセンテンスで作ります。 大事なことは、賛成でも反対でもいいのですが、原因を表現する文章、結果を表現する文章を2つ作ることです。 さらにIf やWhen などで始まる具体的な例となるようなセンテンスを作るとなおいいでしょう。
質問例:Some people say parents today give too much freedom to their children. What do you think about that?
返答例:I agree. These days, parents are not strict enough. As a result children’s manners are getting worse. When I went to a restaurant, small children made a noise during eating. It’s not comfortable situation.
2問目については次回ご説明します。


【留学生の体験談】"I agree, and here's why"が議論を救った話

🗣️ 授業で唐突に意見を求められた留学生の経験

留学先の授業で "Some people say social media does more harm than good. What do you think?"(SNSは良いことより悪いことの方が多いという人もいますが、あなたはどう思いますか?)と突然聞かれ、頭が真っ白になりかけましたが、英検2次試験の練習で身につけた型を思い出し、"I agree. As a result, people spend less time talking face to face."(賛成です。その結果、人々は直接会って話す時間が減っています)と答えることができました。

賛成・反対を先に述べてから理由を続けるという単純な構成でも、クラスメイトからは "That's a good point."(いい指摘だね)と反応をもらえました。突然の質問に対しても、型を持っていれば慌てず自分の意見を組み立てられるのだと実感した経験です。