横浜 英会話

基礎復習こそが最小努力で成果を出す方法です。

Vol.48. TOEIC L&R テスト対策(12)リーディングセクションpart7対策

 

ここのところ、ずっとTOEIC L&Rテストのリーディングセクションについて触れています。今回もpart7に焦点を当てます。前回、前々回にもお伝えしましたが、TOEICの一番の最重要partです。


前回はpart7の中のシングルパッセージについて触れました。
今回はPart7のダブルパッセージの特徴について焦点を当てます。
テストが新形式に変わる前はダブルパッセージが最後の問題となっていましたが、 現在はトリプルパッセージが出されるようになってダブルパッセージは大問が2つ(176~180までと181~186までの2つ)、各5問ずつありますので合計10問となっています。


 まず、傾向としてダブルパッセージの問題のうち、前半の5問(176~180)の方が、後半(181~185)よりも簡単ですし、シングルパッセージの後半(166~175)よりも簡単な問題である可能性が高いです。正解率を上げるという考え方でいけば、シングルパッセージの後半を先にやるよりはダブルパッセージの前半に取り掛かったほうが、正答率はあがる=スコアもアップする可能性があるといえるでしょう。
そしてそのダブルパッセージの攻略についてですが、シングルパッセージの解答のテクニックがある程度当てはまります。 つまり、、
・問題、および選択肢の先読みを欠かさない
・ダブルパッセージの前半(176~180)を優先させる。(後半=181~185は後回しでもいい)
・できる限り1問に1.5分(90秒)以内の回答をこころがける。
(シングルパッセージでは1問1分以内)
・パッセージ中のアスタリスク(=*マーク)などの注意書きは問題に関係するので読み逃さない。
以上は大体シングルパッセージでのテクニックと同じです。


これに加えて、あとは
①1つのパッセージで回答できる問題を優先して回答し、二つのパッセージにまたがるであろう問題は後回しにする。
➁パラフレーズ(言い換え)を探すようにする。


例えば、①については
ダブルパッセージにおいて、“According to the first email,・・・・?”このようなフレーズで問題が始まる場合、最初のemailのパッセージのみから正解が導き出せるはずです。そのような問題を優先して回答したほうが、短い時間で難度の低い問題を回答することにつながります。
➁については、
ダブルパッセージの問題において、よく同じ内容を最初のパッセージともう一つのパッセージで別の言葉に言い換えて表現されていることが多々あります。
簡単な例を挙げると、最初のパッセージでattendee(=出席者)という単語で表現されている場合、もう一つのパッセージではparticipant(=参加者)という別の単語で表現されているケースがあります。多くの場合、その周辺の内容が問題に関連している傾向があります。ただ、これは語彙力があればあるほど有利になります。この部分(=語彙力のアップ)は地道な努力が必要とも言えます。
次回はトリプルパッセージに焦点を当てていこうと思います。




英会話の初心者に焦点を当てた場合、成長段階ごとにテーマを変えた学習に効果があると言う経験からの事実をもとに、学習アドバイスを毎週更新


英語上達のアドバイス

英会話スクールのワイアールシー