Vol.49. TOEIC L&R テスト対策(13)リーディングセクションpart7対策

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

 

ここのところ、ずっとTOEIC L&Rテストのリーディングセクションについて触れています。今回もTOEICの一番の最重要部、part7です。

前回はpart7の中のダブルパッセージについて触れました。
今回はPart7 の最終部分トリプルパッセージの特徴について焦点を当てます。
テストが新形式に変わる前はダブルパッセージが最後の問題となっていましたが、 現在はトリプルパッセージが3つ(186~190まで、191~195まで196~200までの3つ)、各5問ずつありますので合計15問です。

 まず、傾向としてトリプルパッセージの問題のうち、前半の5問(186~190)の方が、後半(195~200)よりも簡単ですし、シングルパッセージの後半(166~175)、ダブルパッセージの後半(181~185)よりも簡単な問題である可能性が高いです。正解率を上げるという考え方でいけば、シングルパッセージの後半、ダブルパッセージの後半を先にやるよりはトリプルパッセージの前半(186~190)に取り掛かったほうが、正答率はあがる=スコアもアップする可能性があるといえるでしょう。

 トリプルパッセージもダブルパッセージ、シングルパッセージの問題の攻略の共通点があります。
・問題、および選択肢の先読み
・できる限り設問1つに1.5分(90秒)以内の回答をこころがける。
・パッセージ中の注意書きはほぼ問題に関係するので読み逃さない。
・1つのパッセージで回答できる問題を優先して回答し、2つのパッセージにまたがるであろう問題は後回しにする。
・パラフレーズ(言い換え)を探すようにする。

上記はダブルパッセージの時の解答方法とほぼ一緒です。
今後はどうなるかわかりませんが、 おそらく現時点において、トリプルパッセージの問題で3つ全てにまたがる=3つのパッセージ全てを読まないと答えが出ない問題はほぼありません。 ただし、2番目のパッセージを飛ばして、最初のパッセージと3番目のパッセージから答えを導き出す問題はあり得ます。

ここまで伝えましたが、おそらく、英語初心者の場合、シングルパッセージ、ダブルパッセージの後半を飛ばしたとしても、1つめのトリプルパッセージ(186~190)にたどり着くのも簡単ではないかもしれません。ただ、TOEIC600かそれ以上を目指すようであれば、 シングルパッセージの前半、ダブルパッセージの前半、そして1つ目のトリプルパッセージに回答できる位の回答スピードを持っておくといいと思います。
次回はTOEIC全体をまとめます。


【留学生の体験談】3つの関連書類を突き合わせて手続きを乗り切った話

📚 履修登録で3つの書類を照らし合わせた留学生の経験

留学先の大学で履修登録をする際、シラバス、履修案内、そして時間割表という3つの異なる書類を突き合わせなければならず、最初はどこから手をつければいいか分からず混乱しました。TOEIC Part7のトリプルパッセージ対策で習った「まず1つの書類だけで分かる情報から埋めていく」という考え方を思い出し、時間割表だけで確定できる授業の時間帯から先に押さえていきました。

3つ全部を同時に読み比べようとせず、まず解決できる部分から一つずつ片付けていったことで、複雑な手続きも思ったよりスムーズに終えることができました。試験対策の「情報を一度に処理しようとしない」という考え方が、実生活の複雑な手続きでも役立った経験です。