横浜 英会話

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Vol.57 色々な英語(American English,Australian English,British Englishなど)、英語圏の外国人について

 

前々回はアメリカ英語の特徴について少し触れました。また前回は、オーストラリア英語についてでした。今回はイギリス英語について触れようと思います。


 ただし、あくまで私が触れたイギリス英語である旨、ご了承ください。
私自身はイギリスに行ったことがないので、アメリカ英語やオーストラリア英語、カナダの英語に比べるとあまり頻繁に触れたことがありませんが、前にも伝えた通り、現在イギリス人の同僚(ブリストル出身)がいます。また、これまでもオーストラリアでの語学研修の際の主に担当してもらった講師、イギリスの海外の教育機関のスタッフなどの英語に触れてきました。


・前回のオーストラリア英語の際にもお伝えしましたが、イギリス英語もcan’t の発音がカタカナで「カント」に聞こえる。
・リンキング(単語と単語の発音のつながり)やフラッピング(音の変化=tの発音がlやdの発音になるなど)が少ない。
・イギリス英語はアメリカ英語に比べて、アクセントの個人差がある。地域での差もアメリカ以上にある。
・さらに日本人にとってわかりづらいが社会的、労働階級によっても差があるらしい。
・アメリカ英語で現在形で表現するところを現在完了形で表現する傾向がある


 前回のオーストラリア英語の特徴に触れた時もお伝えしましたが、イギリス英語も同様に、tの発音をはっきりとしたり、単語の先頭のr、または母音で始まる単語の前のr以外はrの発音はほぼしないという部分については日本人にとっては比較的発音しやすいし、聞き取りやすいと思います。
 現在イギリスは、日本とワーキングホリデイ協定(正しくはYouth Mobility Scheme)を結んでいて、1年におよそ1,000人の18歳から30歳までの日本人の受け入れを行っています。また2017年は31万人のイギリス人が訪日、5年前は19万人前後だったのが50%も増加しています。逆に24万人前後の日本人がイギリスに訪れているそうです。(2016年)2015年は19万人だったようですが、ここ10年は20万人以上の日本人がイギリスに渡航しています。
 日本も観光立国を目指していますし、イギリスもEU離脱という大きな節目をむかえつつあるものの、イギリスの観光業はGDPの9%、雇用の10%を占めているとのことです。先行きはまだ不透明ですが、一定数の日本に来るイギリス人、また、イギリスを訪れる日本人は増えることが予想されます。もしイギリス出身の方をコミュニケーションをとる機会があれば、ぜひ学生時代に学んだ英語とブリティッシュイングリッシュの違いを楽しんで知ることができれば、きっとさらに英語のスキルアップができるとともにお互いの文化を共有するチャンスが得られると思います。




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