英文メールのすすめ(12)give ~(=人) a hand,get~(モノ)to

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


前回に引き続き、英文メールから引用できる日常会話の表現を紹介させていただきます。
今回は比較的ベーシックな動詞で、メッセージチェーンでも見かけるような表現をピックアップしました。

①give ~(=人) a hand 「 ~(=人)に手を貸す。~(=人)を助ける」
(人)をサポートするとき、助けてあげるときの常套句といってもいいと思います。
どこかでこの表現を耳にしている人も多いと思います。
Help+ (人)の別の言い方と思ってもらってもいいと思います。


②get~(モノ)to (do) 「~(モノ)を (do)させる。」
なにかのモノをある動作をさせたり、ある状態にさせたりする時に使われる表現です。
*ただし、getの後に(モノ)ではなく、(人)がくる場合も頻繁にあります。


①以下の2つの表現が非常によく使われると思います。
(話相手の)サポート、助けが必要な場合、
“Can(Could) you give me a hand?”
自分が相手のサポートをする場合、
“I can(will) give you a hand”

②getは主に「入手する」や「(場所)に着く」というような意味を持って使われたり、
「Get up」 など色々なイディオム(熟語)を作りますが、今回取り上げる例は、
文法用語で使役と言われる使い方で用います。


例えば以下のような表現でトラブルを報告したりすることができます。
“I can’t get the computer to work.”


また、”get” の後にモノではなく(人)がきて、以下のような表現も非常によく使われます。
“I got him to get to the airport to pick me up”
(人)=彼に~してもらう)といった表現です。

【留学生の体験談】"Can you give me a hand?"が友情のきっかけになった話

🤝 引っ越し作業に困っていた留学生が助けを求めた経験

留学先で新しいアパートに引っ越すことになった学生が、荷物の運搬に一人で苦労していた際、隣人に"Can you give me a hand?"(手を貸してもらえますか)と声をかけたところ、快く手伝ってもらえただけでなく、それがきっかけで親しい友人関係に発展したという経験があります。困っている時に素直に助けを求める一言が言えたことで、孤立しがちな留学初期に人とのつながりを作ることができたそうです。

助けを求めることは弱さではなく、むしろ人間関係を築くきっかけになると実感したといいます。シンプルなフレーズ一つが、留学生活の中での思わぬ出会いや助け合いの関係を生み出すことがあると気づいた経験だったそうです。