英文メールのすすめ(20)Do you have a minute to ~(do) ?,Mind if ~

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


今回も日常会話に使えそうなmailでの頻出表現です。
今回はメールというよりは、Lineのようなメッセージチェーンで使われるような表現を2つピックアップしました。どちらの表現も相手に伺いを立てる時によく使われます。


①Do you have a minute to ~(do) ? 「(ちょっと)~する時間はありますか。」
②Mind if ~ 「~しても構いませんでしょうか。?」
①“Do you have time?”は「時間ありますか?」がベースとなりますが、<time>の代わりに <a minute>と表現することでほんの少しの時間であることを伝えることができます。
“Do you have a minute?” だけでも「ちょっと時間はありますか。」として使えますが、このフレーズの後にto (do) を付け加えることでより具体的なリクエストができます。自分と話す時間を取ってほしい時、以下のように伝えることができます。


“Do you have a minute to talk with me?”
また、<minute> を<moment>に変えることもできます。
例えば仕事上で誰かに報告書などをチェックしてほしい時に以下のようなフレーズで表現できます。


“Do you have a moment to check the report I made?”


②通常はWould you mind if/Do you mind if?と表現しますが、仲のいい間柄同士やカジュアルな表現がある程度許される状況では<Would you/Do you>が省略されることがあります。
例えば部屋が寒い時など、
“Mind if I turn the air conditioner on?”と表現できますし、
他にも喫煙する人が煙草を吸う際には、以下のように “Mind if I smoke ?”と非常にシンプルに表現できます。

【留学生の体験談】"Do you have a minute?"が気軽に話しかける入口になった話

💬 忙しそうな教授や事務スタッフに声をかけるのを躊躇していた留学生の経験

留学先の大学で、忙しそうにしている教授や事務スタッフに話しかけるのを躊躇していた学生が、"Do you have a minute to ask a question?"(少し質問する時間はありますか)という一言をきっかけに、気軽に声をかけられるようになったという経験があります。相手の都合を気遣いつつも用件を切り出せるこの一言が、声をかける心理的なハードルを大きく下げてくれたそうです。

また、寮の部屋でルームメイトに"Mind if I turn on the light?"(電気をつけても構わない?)と確認する習慣も身につけ、ちょっとした気遣いの表現を使いこなせるようになったといいます。カジュアルながらも相手への配慮を示せる短いフレーズが、日常生活のあらゆる場面で人間関係を円滑にしてくれたと実感した経験だったそうです。