英文メールのすすめ(29) 代わりに..,けれど、でも、..

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


02/23 更新 
前回はメールで使用される表現というより、日常生活で頻繁に見かける表現をピックアップしました。
今回はその言葉自体はmailでも使われますが、会話の最後に頻繁に使われている表現を2つピックアップしました。
どちらもネイティブにとっては自然に使われる表現と言えます。


①.......... (文の最後に)instead. 「代わりに.......」
②.......... (文の最後に) though.「けれど、でも、.........」


①誰かと会話している際に、ある一つのアイディアや提案があって、それに代わるアイディアや提案をする際に用いられます。
例えば家族と家でくつろいでいる時、何か飲みたいときにこんな以下のようなシチュエーションがあるかもしれません。
“We’ve run out of coffee. What about tea instead?”
また、どこかの観光地で目的地までのチケットを買う際に以下のような提案をされることもあり得ます。
“It’s about 2 dollars each way to go to the museum.but if you are going to other famous places, you could get one-day pass instead.”


②「でも」と英語で話す時、”but”や”however”を使うと思いますが、もう一つの表現として 最後に”though”を使うことで同じような意味で表現することができます。
自分の趣味に関して伝える時、以下のような表現もできます。
“I love tennis. I’m not that good though.”
特に一番頻繁に使われるのは、日本語で「でもありがとう。」というような場面で用いられます。誘いを断らなければならない時に、誘ってくれたことに対して感謝を伝えたい場合に使います。
“Do you want to come with me?”
“Sorry I can’t. Thank you though.”

【留学生の体験談】文末の"though"がネイティブっぽさを感じさせてくれた話

🗣️ 誘いを断る場面で自然な断り方を身につけた留学生の経験

留学先でクラスメートに週末のパーティーに誘われた際、都合が悪くて参加できなかった学生が、"Sorry, I can't make it. Thank you though."(ごめんね、行けないんだ。誘ってくれてありがとう)と文末に"though"を添えて断ったところ、素っ気なくならずに感謝の気持ちも伝わる自然な断り方ができた経験があります。"but"を文頭に置くよりも、こなれた印象を与えられたそうです。

また、飲み物を切らしていた時に"We're out of coffee. What about tea instead?"(コーヒーが切れちゃった。代わりに紅茶はどう?)という代替案の出し方も自然に使えるようになったといいます。文法的には習わない、会話の中でこそ生きる細かなニュアンスの表現を身につけたことで、より自然な英語話者らしい話し方に近づけたと実感した経験だったそうです。