英文メールのすすめ(36)いくらかかる

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


今回のフレーズは、時間とお金に関する基本的なフレーズです。
ほぼ同じ分の構造でお金の場合「いくらかかる」のか、時間の場合「いくらかかる」のかを表現することができます。


①cost (人)[金額] 「(人)に[金額]がかかる」
②take (人)[時間] 「(人)に[時間]がかかる」


①日本語でも費用のことを<コスト>と名詞として表現されるのは一般的ですが、英語では動詞<費用がかかる>としても非常によく使われます。
例えばビジネスシーンにおいて期限、納期を遅らせたりする場合、追加料金がかかることがあります。
以下の表現を使うこともできます。
“To delay the dead line may cost you additional money.”
また、自分が購入したモノがいくらかかったかもこの表現が使えます。
“This car cost me 3,000,000 yen”


② ①と同じセンテンスの作り方で”cost”を”take”にして[金額]を[時間]にすれば<時間がかかる>という表現になります。
ビジネスシーンでは<コスト>と同じくらい”time”も重要事項と言えます。あるものを生産するのに時間がかかる場合以下のような表現が可能です。
‟It took us a long time to develop these products.”
以下の表現は本当にどこでも誰でも使うような駅までのの所要時間を質問する頻出表現です。
‟How long does it take to the station on foot?”

【留学生の体験談】"How much does it cost?"が買い物の第一声になった話

💰 留学先のスーパーやフリーマーケットで値段交渉を経験した学生の経験

留学先のフリーマーケットで気に入った品物を見つけた学生が、"How much does this cost?"(これはいくらしますか)と尋ねたところ、店主が"It'll cost you 10 dollars."(10ドルになります)と答えてくれ、そこから値段交渉に発展したという経験があります。教科書で習った基本的な文型が、実際の買い物の場面でそのまま通用したことに感動したそうです。

また、大学までの通学時間を新しい友人に尋ねる際にも"How long does it take to get to campus from your place?"(あなたの家からキャンパスまでどれくらいかかりますか)という表現を自然に使えるようになったといいます。costとtakeという同じ文型を使い分けられるようになったことで、お金と時間の両方について自在に会話できるようになったと実感した経験だったそうです。