英文メールのすすめ(37)延期する,遅らせる,早める,繰り上げる

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


今回のフレーズは、比較的ビジネスシーンで使わせることが多いフレーズと言えますが、プライベートでも用いることができる覚えておけばとても役に立つイディオムを選びました。


①put off  「(予定などを)延期する。遅らせる。」
②move up 「(予定などを)早める。繰り上げる。」


①何かのスケジュールを予定より遅らせる際の英語表現の一つです。
postponeやdelayもありますがput offも頻繁に使われる表現です。
オーソドックスな例文になりますが、会議などを延期せざるを得ない時は以下のように表現します。
“We have to put off the meeting until next.week.”
またプライベートでも以下のように旅行の延期を促すこともできます。
“We recommend that you put off the trip to New York.”


② ①とは反対に何かのスケジュールを予定より早める際に使う表現の一つです。
ほかにもaccelerate,やmove ~ forward,などもあります。
①の最初の例文と正反対の表現は以下のようになります。
“We have to move up the meeting one week.”
例えば何かの品物などの配達を早めてほしい時など、以下の表現が可能です。
“Could you please move up the delivery date?”

【留学生の体験談】"Could we put off the meeting?"でグループ課題を乗り切った話

📆 体調不良でグループミーティングの延期を頼んだ留学生の経験

留学先でグループ課題のミーティングを予定していた学生が、急な体調不良で参加できなくなり、メンバーに"Could we put off the meeting until next week?"(ミーティングを来週に延期できますか)とお願いした経験があります。単に"I can't come."と伝えるよりも、代替案とセットで丁寧に頼んだことで、メンバーも快く応じてくれたそうです。

逆に別の機会には、期末試験が近づいていたため"Let's move up the study session to this weekend."(勉強会を今週末に前倒ししよう)とグループに提案したこともあったといいます。予定を柔軟に調整する語彙を持っていることで、突発的な事態にも落ち着いて対応できるようになったと実感した経験だったそうです。