英文メールのすすめ(39)「最新式の」 「ギリギリの」

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


今回のフレーズは、時間に関連するイディオムをチョイスしました。
どちらも形容詞的に使われる=名詞をより詳しく説明するような表現と言えます。
どちらも比較的ビジネスシーンにおいて使われる事が多いかもしれませんが、日常生活において使うこともできる表現と言えます。

①state-of-the-art 「最新式の」
②last-minute ~「土壇場の、(時間的にあ)ぎりぎりの」

①携帯電話やパソコンや電子機器や家電製品など、あるいはテクノロジーに関しての最新式のモデルなどを表現する際に使われたりします。
例えば、家電量販店などが最新式の携帯機器などのプロモーションを顧客向けに行う場合に、以下のようなメッセージを添えたりすることができます。
“You can try state-of-the-art mobile devices before they are released for public.”
他にも、以下のようなフレーズで今すぐの買い物に対するアドバイスも可能です。
“Buying a state of the art smart phone now is stupid because there will be a new one next week.”


②残念ながら、どうしてもぎりぎりでの変更をしなければいけなくなることは、誰にでも経験があることでしょう。
その際に使う表現です。
急なスケジュールの変更を誰かに謝罪しなければいけない時、誰かに<無理強い>=<imposition>することになると思います。
その際、以下のような謝罪表現ができます。

“We are sorry that the last-minute change was an imposition for you.”
また、ぎりぎりになって決心を変える時に以下のように表現することもできます。
“I changed my mind at the last minute.”

【留学生の体験談】"a last-minute decision"で参加を決めた小旅行が一番の思い出になった話

🎒 直前まで迷っていた小旅行への参加を決めた留学生の経験

留学先でクラスメートに週末旅行に誘われたものの、課題が終わっていなかったため一度は断りかけていた学生が、"I made a last-minute decision to join the trip."(土壇場で旅行に参加することを決めた)というくらいギリギリのタイミングで気持ちを変え、結果的にかけがえのない思い出になったという経験があります。

また、大学の生協で"state-of-the-art laptops"(最新式のノートパソコン)が展示されているのを見て、教材で覚えた表現がそのまま店頭のポップに使われているのを発見し、実生活との結びつきを実感したそうです。決まったイディオムが日常のあらゆる場面に登場することに気づき、教科書の表現が生きた英語であると実感した経験だったといいます。