英文メールのすすめ(43)「~の可能性がある。」~したいかもしれない、~してみてはどうでしょうか。」

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


今回は”可能性”に関連したフレーズを選びました。
日常生活でもビジネスにおいても「~の可能性がある。」や「~かもしれない。」と誰かに伝えたり、誰かから伝えられるような機会は非常に沢山あると思います。
そんな時のフレーズです。


①There is a possibility that~ 「~の可能性がある。」
②might like to (do) 「~したいかもしれない、~してみてはどうでしょうか。」


①天気予報で「今夜は雨になる可能性があります。」などと言う場合に以下の表現を使うこともできます。
“There is a possibility that it will rain tonight. ”
ビジネスシーンにおいて、ある会議が延期されるかどうかを聞きたい場合に以下のように尋ねることが可能です。
“Is there a possibility that the meeting will be postponed until next week?”


②<might want to(do)>とほぼ同じ意味で使うこともできるこの表現は、<would like to(do)>=「~したい」よりマイルドな表現とも言えます。
例えば、知り合いや友人などになにかを勧める際に、以下のように優しく表現できます。
“You might like to try this cloth on. ”
ビジネスシーンにおいても同僚等に何かを促すような表現として使うことができます。
“I guess you might like to have your proposal checked.”

【留学生の体験談】"You might like to try the local specialty."と地元料理を勧められた話

🍽️ ホストマザーから優しく勧誘された留学生の経験

留学先のホームステイ先で、あまり馴染みのない現地の郷土料理を前に躊躇していた学生が、ホストマザーから"You might like to try this. It's really popular here."(これ試してみるといいかもよ。ここではとても人気なの)と柔らかく勧められ、思い切って食べてみたところすっかり気に入ったという経験があります。強制ではなく提案という形の優しい言い回しが、新しいことに挑戦する後押しになったそうです。

また、進路に迷っていた際に留学カウンセラーから"There is a possibility that this course could be canceled next semester."(このコースは来学期廃止になる可能性があります)と重要な情報を早めに教えてもらえたことで、計画を見直す時間を持てたといいます。可能性を伝える表現とやんわり提案する表現の両方を理解できるようになったことで、相手の意図を正確に受け取れるようになったと実感した経験だったそうです。