英語の基礎(4)高校英語を勉強したら自然に中学英語もわかる?

Q. 高校英語を勉強したら自然に中学英語もわかりますか?

結論:英語の学習は、おおまかに言ってスピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、語彙(ボキャブラリー)、グラマー(文法)に分類でき、おそらく文法の部分での中学英語と高校英語の違い、そして中学の時、文法をあまり勉強しなかったとしても高校から英文法の勉強をすれば理解できるようにな…

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


現在まで小学生から社会人までの英語を教えてきて、生徒さんや留学希望者の方からの質問は限りなく沢山の質問を受けてきました。
その中でもかなりたくさんの方から受けた質問です。
ネットの質問と重なる質問も時々見受けらます。
今回は以下の質問を取り上げます。


Q:高校英語を勉強したら自然に中学英語もわかりますか?
ちなみに高校生の生徒さんで中学の時、英語の学習が苦手な生徒さんから聞かれた質問です。


A:英語の学習は、おおまかに言ってスピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、語彙(ボキャブラリー)、グラマー(文法)に分類でき、おそらく文法の部分での中学英語と高校英語の違い、そして中学の時、文法をあまり勉強しなかったとしても高校から英文法の勉強をすれば理解できるようになるかという質問だと思います。
 結論としては、高校英語から英語を始めても自然に中学英語もわかるようになると言うのは難しいです。
理由は、高校の英文法は中学の英文法を土台にしているためです。
例えば、文法の一つの単元である<時制>は、中学で現在形、過去形、未来形、現在進行形、過去進行形、過去完了進行形の6つを学びます。
これを土台として、高校でさらに現在完了進行形などさらに6つの時制を学習します。
したがって中学で学ぶ6つの時制を理解しないで高校で学ぶ時制を理解するのは困難です。


ただし、高校から英語の勉強を始めるのをあきらめる必要はないですし、むしろあきらめずに始めて頂きたいです。
 用意してほしいのは1冊の高校生向けの英文法参考書です。
さらにその中に問題が含まれているものです。
高校生向けの英文法参考書には中学で学ぶ文法をカバーしているはずです。
高校の授業で関連する文法の単元を参考書で学ぶことで中学で学ぶはずだった英文法も学習できるというメリットがあるからです。
さらに自分の理解度を確認するために、問題にトライしてみればいいと思います。
中学と高校の文法を全てまとめたウェブサイトでも構いませんが、個人的には、中学と高校の学習をひとまとめにしていて、さらに理解度をチェックする問題が含まれたウェブサイトは、私自身は見つけたことが無いですし、動画での英文法学習もありますが、これも中学・高校の学習を1つにまとめ、問題まで含めた動画は見たことがありません。(もしあったら教えてください。)

例文とリアルなニュアンス

"Middle school grammar is the foundation for high school grammar."(中学英文法は高校英文法の土台)が核心的な考え方です。

"Use a high school grammar book that covers middle school content too."(中学内容もカバーする高校用参考書を使う)が実践的な対策です。

類似表現との違い

  • 中学英文法(基礎の時制など):高校英文法を理解するための土台
  • 高校英文法(応用の時制など):中学の土台の上に積み重なる発展内容
  • 高校用参考書の活用:中学内容も同時に補える効率的な学習法

監修者より一言:土台を飛ばして応用に進むのは難しいですが、良い参考書を使えば土台と応用を同時に固めることができます。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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