英語に関するQ&A(16)英語のリーディング力向上のためのトレーニング

Q. 英語のリーディング力向上のためのトレーニングメソッドを教えてください。目的は、英語の文章をさらに早く読んで理解できるようにすることです。

結論:リーディング≒長文理解、長文読解ということで考えていこうと思います。オーソドックスな方法ではありますが、3段階に分けて長文を理解するためのステップを説明します。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

Q:英語のリーディング力向上のためのトレーニングメソッドを教えてください。目的は、英語の文章をさらに早く読んで理解できるようにすることです。


*アンサーの前に今年度から始まった大学入学共通テストの英語のリーディングテストについて少し触れたいと思います。
新しいテストになってから、出題形式が以前のセンター試験とは変わり、 発音やアクセント、語順整序、文法や語彙を問う短文の問題などはなくなり、図や表などはあるものの、基本的には長文読解のみの出題となりました。


A:リーディング≒長文理解、長文読解ということで考えていこうと思います。
オーソドックスな方法ではありますが、3段階に分けて長文を理解するためのステップを説明します。
長文は中学、高校3年間の文法知識をある程度維持できていれば、概要をつかむことはきっと難しくないはずです。


1, 長文をみるとどうしても読む気力が失せる人もいるかもしれませんが、長文は短いセンテンスの集合ととらえてください。
当たり前のことですが、長文は短い文章がたくさんあるだけです。
通常一文は、大体平均して10~15単語前後の文章ではないでしょうか。
時に長い文章もありますが、普通は長くても20単語くらいだと思います。
それに通常長い文章の場合、カンマなどで区切られています。
なので、カンマまでを一つの意味のまとまり(=一文)として考えてもいいと思います。
そうすればそこまで一つの文章が長いということはありません。
どんどん長いものは分解していきましょう。


2, 次は、その短いセンテンスを自分が持っている文法の知識を駆使して、理解していきましょう。
私が担当した生徒さんでリーディングが得意な生徒さん達の共通の特長としては、比較的単語数の多い文章を理解する時は、まずその長い文章の動詞にあたる単語がどれなのかを見極めた上で読み進めている方達でした。
コツの一つとして文章の動詞を見つけたうえで読み進めることで、どこが主語かも見つけることが簡単になります。
中には分らない単語やイディオム、文法ルールが出てくると思います。
ただ逆に長文のほうが、前後の文章などから、自分のわからない部分を推測する手がかりを見つけられる可能性が高いのです。


3, 加えて、もしわからない単語、イディオム、文法ルールが出てきたとしても、3~5つ知らない部分がでてくるまではそのまま読み進めてみましょう。
読み進めた部分から分らない部分、分らない単語が推測できる可能性があります。
長文を読むことで新しい語彙を習得することは、周りの文章とつなげて記憶できるので、単語帳などで語彙を増やすより比較的忘れにくいと思います。


TOEICのリーディング対策に関する記事はVol.46,47で触れていますので参考にしてみてください。


関連記事

例文とリアルなニュアンス

"Find the verb first, then the subject."(まず動詞を見つけ、次に主語を探す)は長文読解の実践的なコツです。

長文は「短い文の集合体」と捉えると、心理的なハードルがぐっと下がります。

類似表現との違い

  • 長文への苦手意識:一つの巨大な塊として捉えてしまう誤解
  • 文の分解(カンマ単位):長文を短い意味のまとまりに分けて読む方法
  • 動詞から探す読み方:動詞を見つけることで主語や文構造が把握しやすくなる技術

監修者より一言:長文は分解して読めば怖くないと分かるだけで、リーディングへの心理的なハードルが大きく下がります。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

👉 無料体験レッスンの詳細・お申し込みはこちら

本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り