英語に関するQ&A(50)英語を話す時は単語と単語がつながって発音される
Q. 英単語帳を読んでも英語が読めるようにならず、発音記号を見ても理解できないのですが、まずは発音記号の意味を覚えることから始めた方が良いでしょうか。
結論:まず私の考えを伝えると、答えは”いいえ”です。もちろん発音記号を知っておいても損はないと思います。
Q:英単語帳を読んでも英語が読めるようにならず、発音記号を見ても理解できないのですが、まずは発音記号の意味を覚えることから始めた方が良いでしょうか。
A:まず私の考えを伝えると、答えは”いいえ”です。もちろん発音記号を知っておいても損はないと思います。ただ、それが最初に覚えるべきことか、理解するべきことかというと、そうではないと言う事です。
まず最初は、文章で話す時(会話時)の発音を使われている単語を見ながら(=スクリプトを見ながら)その音を聴いて、どういう音なのかを学んだりすることのほうが重要だと思います。主な理由を挙げます。
①日本語は話す時に単語と単語の音がつながることはあまりないのに対して、英語を話す時は単語と単語がつながって発音されることが沢山あります。その時英語は音が消えてしまったり、違う音に聞こえてしまったりするので一つ一つの単語の発音記号を学んでいくのはあまり効率的ではないと思います。
②実際の会話やナレーションの時に、単語によっては、発音記号に書いてある音とは違う発音をするものもあります。代表的な単語は”little”や”beautiful”などの単語の途中に”t”が入る単語です。この”t”は発音記号でも”t”です。日本語のタ行の時の子音に近い口の形にして発する音です。ですが、実際の会話においては発音記号としては”d”だったり”l”に近い音だったりします。また、”little”についていえば、発音自体しない時もあります。(”リㇽ”や”リゥ”のように聞こえます。)
③何より多くの人にとって、何かを機械的に”覚える”のは楽しくありません。だったら、リスニングトレーニングとして誰かの会話やナレーションを聴いていた方が、機械的に覚えるような作業よりもまだましです。もし受験や資格試験などで学ぶ期限が限られていなければ、好きな題材、例えば映画とかを使って学ぶ方が断然楽しく学べます。
結論に戻りますが、一つ一つの単語の音を発音記号を見て、その口の形などを頭で理解するより、会話で使われる頻出文章やフレーズを聴き取って、その音に慣れる方が効率的です。言い換えると、会話やナレーションの中で、英語は単語と単語の音がつながったり、音がなくなってしまったり、音が変わってしまったりすることを意識すること、慣れることの方が良いです。
ついでにその文章、フレーズを真似して自分で発音してみることでスピーキングのトレーニングにもなります。
最初はカタカナのような発音でもいいと思います。日本語を母国語として学んだ人は日本語の発音するための口の筋肉しか使っていないので。少しずつネイティブの発音に寄せていくことができればいいと思います。
アドバイスVol.155でまず何から始めた方がいいのかについて触れています。一度ご覧になってみてください。
例文とリアルなニュアンス
"little"の"t"は発音記号通りではなく"リル"や"リゥ"のように聞こえることがあります。
発音記号を覚えるより、スクリプトを見ながら実際の会話の音を聞いて学ぶ方が効率的です。
類似表現との違い
- 発音記号の暗記:一つ一つの単語の音を機械的に覚えるやり方
- スクリプトを見ながらの音声学習:実際の会話の音の変化ごと自然に身につける方法
- 単語単体 vs 文章単位:英語は単語同士がつながるため文章単位の練習が効果的
監修者より一言:発音記号よりも、実際に使われるフレーズの「生きた音」を聞き取る練習の方が実践的な近道です。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。
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