英語に関するQ&A(10)1文が長いと前のほうを覚えていなくて、、

Q. 英語のリスニングについて、短い文は頭に入るのですが、1文が長いと前のほうを覚えていなくて、頭に残りません。記憶力の問題なのでしょうか。それとも文章の半分あたりで日本語に訳しながら聴くのでしょうか。

結論:まず、短い文章が聞き取れるようになっているということですよね。そのファーストステップでさえ悪戦苦闘している人が沢山いる中でまずは、そこは自画自賛していいと思います。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


Q:英語のリスニングについて、短い文は頭に入るのですが、1文が長いと前のほうを覚えていなくて、頭に残りません。記憶力の問題なのでしょうか。それとも文章の半分あたりで日本語に訳しながら聴くのでしょうか。


A:まず、短い文章が聞き取れるようになっているということですよね。
そのファーストステップでさえ悪戦苦闘している人が沢山いる中でまずは、そこは自画自賛していいと思います。
おそらく基本的な文法知識も身についているのではないでしょうか。
まず英語でコミュニケーションをとるためのベースはできていると思います。
その上で次のステップの為のアドバイスをさせてください。

①まず最初に実践すべきこととして、長いセンテンス、短いセンテンスにかかわらず、リスニングの練習をする時は、聴いた音を、声に出して繰り返し、、その声を自分の耳で聴く意識をつけましょう。
短い文章なら聞き取れるということは、ある程度ちゃんとした発音を知っているはずです。
なるべく聞こえてくるネイティブの発音をまねるようにしましょう。
これだけでもただ聞いているだけよりも、頭に残ります。
そして何よりリスニングだけでなく、スピーキングの向上にもつながると言えます。


②次に、頭に残らないという長い文章を聴く時にすることは、以下の5つの手順です。
ぜひトライしてみてください。
今回の質問の解決法の一つでもあるリテンション力にもつながると思います。
ここではリテンションについては割愛します。


(1)まずはその長いセンテンスを最後まで流して、最初から聴き取れたところまでを自分で真似して発音してみましょう。
また、聴きとれたワードをメモしておいてもいいかもしれません。
(2)次に、もう一度最初から聴き取れた部分より、少し先(3~4単語先くらいまで)に進めてみて、さらに聴き取れる所までをさらに発音しましょう。
(3)もし聴き取れなければ、スピードを下げるなどしてもいいと思います。
聴き取れたらまたスピードを戻して聞き取れる所までを発音しましょう。
(4)それでも聴き取れなければ、聴き取れない部分のスクリプトだけを見ましょう。
そして普通のスピードで聞いた後に、自分でも発音します。またセンテンスの最後までそれを続けてみましょう。
(5)最後は全文のスクリプト(原稿)を確認しながら、もう一度全部を聴きなおし、さらに自分でもそのセンテンスを最初から最後まで声に出して、真似してみましょう。
例えば、以下のようなセンテンスをリスニングの練習で使う場合、スラッシュで切った部分で一旦止めて聴くことができるといいと思います。
Those people that I didn't get the chance / to catch up with / while I was visiting in NewYork / showed up at the airport / to see me off.


ちなみにTOEIC bridgeのリスニングトレーニングについてのアドバイスはVol90~93で触れています。


例文とリアルなニュアンス

"Let's break it down word by word."(一語ずつ分解してみよう)は長文リスニングの攻略法の一例です。

聞き取れたところまでを繰り返し発音する練習は、リスニングとスピーキングの両方を鍛えます。

類似表現との違い

  • shadowing(シャドーイング):聞いた音をすぐに真似して発音する練習
  • 段階的な聞き取り:聞き取れた部分から少しずつ範囲を広げていく方法
  • retention(保持力):長い文を最後まで記憶しておく力

監修者より一言:短い文が聞き取れる時点で基礎はできているので、段階的に範囲を広げる練習で長文にも対応できるようになります。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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