英語に関するQ&A(114)TOEIC L&R730を取得している人のリアルなレベル

Q. TOEIC730のリアルなレベルってどれくらいですか?自分は基礎に自信がありません。

結論:公式の評価基準と実際の会話力にはギャップがあることが多く、その主な原因は実際の会話速度と日常的に英語に触れる時間の少なさにあります。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。




Q:TOEIC730のリアルなレベルってどれくらいですか?


この前受けたら730点だったのですが、これは英語の基礎になっていないということでしょうか??
自分は英語の基礎に自信はないです。そもそも基礎ってどうやったら身につくんですか?


A. 前回に引き続き、TOEIC L&Rのスコアに関連した質問をPick upしました。そしてもう一つ、学習に関する根本的な質問についても質問されています。今回はTOEIC730というスコアの公式テストの評価と実際のギャップについて触れたいと思います。


1.TOEIC L&R 730の公式が発表しているレベルについて、
TOEICの運営団体が公式がProficiency scale(スコア別の評価表のようなもの)を公開していて、ちょうどTOEIC L&Rのスコアが730だと、どの位の英語レベルに相当するかが記載されています。この表によると、 ”通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。” とのことです。


2.TOEIC L&R730を取得している人のリアルなレベルについて、
公式ホームページの評価を見ると非常に英語に堪能であるような印象を持ちますが、私が実際にお会いしたTOEIC730以上のスコアを持っている方の多くは、通常(日常)会話でも応答につまってしまう、特定の分野の単語のみ知っているが、それを文章の中に組み込んで会話をするのが困難、正確さ流暢さはあまりない。


主な理由は以下の2つ
①実際の会話のスピードは、TOEICのリスニングセクションのスピードよりもう少し速い。
②日常において英語に触れる機会が多くない。1週間の内1時間から2時間程度外国人と位あれば多い方である。


3.公式が発表しているレベルに達するには、
上記の問題を打破するには、常に英語を聴く環境を作る事、そして、自ら発話する環境の中に自分自身を置くことでしょう。ごく普通のことをお伝えしていて、その当たり前の環境を作ることができないと考える方もいらっしゃると思います。ただし、インターネット環境やスマホを常時使用している方は、それらを駆使して、色々な方法で英語環境へのアプローチが可能です。


アドバイス vol.158、vol159.、vol.163でも、TOEIC L&R のに関することについて触れています。そちらのエピソードについても一度ご覧になってみてください。


例文とリアルなニュアンス

TOEIC公式のProficiency Scaleでは730点は「通常会話は完全に理解でき、応答も速い」レベルとされています。

実際には会話のスピードがリスニング問題より速く、日常的に英語に触れる時間が週1〜2時間程度では、公式評価とのギャップが生まれやすくなります。

類似表現との違い

  • 公式のProficiency Scale:730点は流暢に会話できるレベルとされる評価基準
  • 実際の会話力とのギャップ:会話速度の速さと英語に触れる時間の少なさが主な原因
  • ギャップを埋める方法:常に英語を聴き、自ら発話する環境を作ること

監修者より一言:スコアと会話力にギャップを感じるのは自然なことで、日常的に触れる時間を増やすことで着実に縮まります。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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