英語に関するQ&A(124)面接試験は正統派な解答が無難ですか

Q. 英検の作文、面接試験は正統派な解答が無難なのでしょうか。

結論:受験者の意見によって評価が変わることはなく、正確な時制・語順・冠詞・前置詞等を使用してエッセイが書けているか(話せているか)、レベルに合った語彙を駆使できているかが評価の基準です。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

Q: 英検の作文、面接試験は正統派な解答が無難なのでしょうか。
昨年、英検2級に合格しましたが、作文試験の内容、校正で減点されました。今思えば遠まわしに「老害」を否定したせいかもしれません。その一方で、作文も英語も苦手なはずの同級生は作文試験で満点でした。

A: 英検の本会場でのテストが終わったばかりだからなのか、英検に関する質問がとても多くなっています。その中でライティング(作文)、スピーキング(面接)の評価についての質問にお答えします。

① あくまで評価は英語の精度のみ。個人的な意見で評価は変わらない。
基本的に、受験者の意見によって評価が変わることはありません。評価対象は、文章が論理的に矛盾していなくて、正確な時制、語順、冠詞、前置詞等を使用してエッセイが書かれているか、(話せているか)、また、レベルに合うような語彙を駆使しているかが重要です。

② 自分の意見を優先するのではなく、英語の組み立てがしやすい、自分の知っている語彙力で表現しやすい意見を優先するといい。
英検のライティングセクション、及び2次試験(面接試験)は、賛否の分かれるようなトピックを出題します。どちらの立場に立つかは受験生の自由ですし、中立的な立場を取ることもできます。例えば、環境を保護するために自然を優先させるか、経済活動を活性化させるために近代化を優先させるかというようなトピックが出題された場合、自然保護を優先した方がいいとする意見が多いかもしれませんが、別に近代化を選んだからといって減点対象にはなりません。従って、”自分の語彙が駆使しやすい意見”>”自分の意見”で書いた方が(話した方が)いいスコアがとれる=減点対象とはならないと思います。

③ 中立的立場は構成が難しい。
中立の立場でライティング、及び面接に臨む事もできますが、試験という場でその主張はかなりハードルが高いと思います。理由は主張が一貫しない、話に賛否の両方が含まれるので試験官が混乱する→減点しやすいためです。なのでできる限り、試験の場ではYesなのかNoなのかをはっきりさせることを強くおすすめします。

まとめると、文法、時制等に注意し、自分の語彙が豊かであろう意見でライティングに臨む(面接試験に臨む)方が減点の可能性が少ないです。

アドバイス vol.165、vol.195、vol.209、vol.240 でも、英検のライティングやスピーキングに関することについて触れています。そちらのエピソードについても一度ご覧になってみてください。

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例文とリアルなニュアンス

"I prefer nature conservation because..."のように、自分の意見ではなく語彙が使いやすい立場を選ぶのが得点戦略です。

中立的な立場は構成が難しく、試験官を混乱させて減点されやすいため避けるのが無難です。

類似表現との違い

  • 個人的な意見の内容:評価には影響しない、賛成でも反対でもよい
  • 語彙が駆使しやすい立場選び:自分の知っている単語で書きやすい意見を優先する戦略
  • 中立的な立場:論理構成が難しく減点されやすいため避けるべき

監修者より一言:英検の評価はあくまで英語の精度が基準なので、自分の本音より書きやすい立場を選ぶのが賢明な戦略です。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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