英語に関するQ&A(104)TOEICの古い問題集

Q. TOEICを何年も前から受験している方に質問です。古い公式問題集は今も使っていますか?

結論:本番対策としては現在の出題形式に近い新しい公式問題集を使うべきですが、純粋な文法・語彙力アップの教材としてなら古い問題集も十分活用できます。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


Q:TOEICを何年も前から受験している方に質問です。
過去に購入した公式問題集1,2などの古い問題集は今も使っているのですか?
それとも昔とは傾向が変わったからもう使っていないのでしょうか?


A. この問題集は、公式TOEICテストを運営している団体から出版されているもので、当たり前かもしれませんが、本番のTOEICに一番近い出題傾向の問題集と言えます。


 旧方式のテスト用の公式問題集6冊(vol.1~6)と、新方式テスト改定後の公式問題集、新旧合わせて全ての問題に目を通し、自分でも挑戦しましたし、また教材として使用したことがあります。
本試験を頻繁に受けてはいるわけではありませんが、改定前と改定後の試験をどちらも受験した経験を踏まえて、TOEIC対策としての公式問題集は新しい方がいいのかと、純粋な英語の学習としてTOEICの問題集は向いているのかの2つに分けてお答えします。


①試験対策としての公式問題集について
質問者様のお考えとあまり変わらないのですが、どちらかというと新しい問題集の方が、古い問題集よりも現在行なわれているTOEIC試験の問題の出題傾向と近いと思いますので、新しい問題集を使用する方が、実際のTOEICのスコアアップに役立つ可能性は高いと言えます。
ただ、一方で改定後に出版された公式問題集であれば、出題形式は同じなので、もし既にお持ちであれば、新しいものを買う必要はないでしょう。


②純粋な英語の勉強について、
古い公式問題集でも英語力向上の教材として使う事は可能です。
ちなみに文法や語彙力のアップという意味では旧方式=改定前の公式問題集の方が難易度は高い≒語彙力+文法力のアップに役立つと思います。
旧方式のテストの方が、part5(文法、語彙問題)の問題数が現在よりも10題ほど多いからです。
ただし、TOEICの公式問題集は、体系的に文法の説明はされていませんので初心者向けとは言えません。
既に持っているのであれば、それを使って勉強してもいいとは思いますが、純粋な英語勉強のために、新たにTOEICの公式問題集を買う事はおすすめしません。


アドバイス vol.167、vol.218.、vol.228でも参考書や問題集に関するトピックについて触れています。そちらのエピソードについても一度ご覧になってみてください。


例文とリアルなニュアンス

旧方式の問題集はPart5(文法・語彙問題)の問題数が今より約10題多く、語彙・文法力アップの教材としては歯応えがあります。

ただし体系的な文法解説はないため、初心者向けの教材としては不向きです。

類似表現との違い

  • 新しい公式問題集:現在の出題傾向に近く、本番対策として最も効果的
  • 古い公式問題集(改定前):文法・語彙問題の難易度が高く、地力を鍛える教材として活用できる
  • すでに改定後の問題集を持っている場合:新しく買い直す必要はない

監修者より一言:「新しいか古いか」ではなく「何のために使うか」で問題集の価値は変わってきます。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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