勉強のコツ 英語の勉強に参考にしてください。 ポイントアドバイス

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

10. 映画よりテレビ③ : キャラクター


さて、映画かテレビか、どちらの方が英語の勉強になるかの話の続きで、今回はキャラクターのことを考えてみましょう。


きっともう分かっていますが、「すごいです」を英語で言うと定番は「That’s great」になります。
しかし「That’s great」だけではなく、次のような表現もあります:


「That’s fantastic」
「That’s awesome」
「That’s tight」
「That’s fabulous」


全部それぞれの雰囲気があって、どんな時やどんな人が使うやどんな相手に向かって言うことなどについて使ってもいいとき、使っちゃいけないときがあります。
これは日本語と一緒ですね。
会社のお客さんに「すげーぞ」や男同士で「すごいわね」を言ったりはしないよね。


っていうことで、問題はどう使い分けたらいいだろう?
正しく使うように、言っている人の性格と言われている人との関係、この二つを参考にするに限ります。


映画の中でも確かにいい例が出ますが、テレビの方は何回も同じキャラクターのシーンが見えて正確のイメージが強いでしょう。
こんな人だからこんな口癖、そしてこんな相手だからその表現が更にたくさん使ったりとかわざと抑えたりとか。
何十時間も続くテレビ・シリーズの中で同じキャラクターは色々な人と色々な会話をしている最中に言葉のニュアンスが理解してきます。


【留学生の体験談】上司に「That's tight!」と言ってしまった話

🎬 オーストラリアのインターン先でのヒヤリとした瞬間

オーストラリアに留学中、現地の会社でインターンをしていた時のことです。ドラマでよく耳にしていた「That's tight!」という表現がとてもかっこよく聞こえたので、上司が新しいプロジェクトの説明をしてくれた際、勢いよく「That's tight!」と返してしまいました。

一瞬、部屋の空気が固まったのを覚えています。後で同僚にこっそり教えてもらったところ、「That's tight」は友人同士のとてもカジュアルなスラングで、フォーマルな場やビジネスの上司に対して使うと「軽すぎる」印象を与えてしまうとのことでした。「That's great」や「That's fantastic」なら失礼にならなかったのに、と反省しました。

この一件で、同じ「すごい」という気持ちでも、相手との関係性によって選ぶべき言葉が全く違うのだと痛感しました。ドラマは表現の宝庫ですが、誰がどんな相手にその言葉を使っているかまで意識して見るようになったのは、この失敗があったからです。

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