英語に関するQ&A(128)英検の出題形式が変わる

Q. 英検がリニューアルされると聞きました。現行の参考書等で勉強すべきでしょうか?それとも新傾向を見据えた試験勉強を考えた方がいいでしょうか。

結論:試験を運営する英検協会より、2024年度から1級から3級までの試験の出題形式が一部変わるとの発表がありました。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

Q: 英検がリニューアルされると聞きました。現行の参考書等で勉強すべきでしょうか?それとも新傾向を見据えた試験勉強を考えた方がいいでしょうか。

A: 試験を運営する英検協会より、2024年度から1級から3級までの試験の出題形式が一部変わるとの発表がありました。
結論から伝えると2024年度(2024年4月以降)の受験をお考えの場合、新テストの出題形式を意識した学習をするべきでしょう。

新方式のテストに関する級別の変更内容まとめ(リスニング不変)

  • 1級: リーディングの問題数削減、ライティングに要約問題を1題追加
  • 準1級: リーディングの問題数削減、ライティングに要約問題を1題追加、スピーキングに質問追加
  • 2級: リーディングの問題数削減、ライティングに要約問題を1題追加
  • 準2級: 時間延長(75分→80分)、リーディング問題数削減、ライティングにEmail問題追加
  • 3級: 時間延長(50分→65分)、ライティングにEmail問題追加

上の変更点を見ると、総じて全ての級でライティングスキルの評価を重視しようという傾向が分かります。準2級以下はEmailの返信、2級以上はサマライズ(要約)能力を測る傾向になりそうです。さらに論証的な文章を作る能力を測るという側面も見えます。

関連記事

【留学生の体験談】要約力を鍛える練習が留学先のレポートで役立った話

📝 カナダの語学学校、アカデミックライティング授業での出来事

英検の新形式で要約問題が追加されると知り、渡航前に長文を短くまとめる練習をしていた私ですが、留学先で出された課題も「読んだ記事を100語で要約しなさい」というものでした。周りのクラスメイトが苦戦する中、先生から"You clearly know how to pick out the main points."(要点を選び出すのが上手だね)と褒められました。

要約は日本語でも英語でも「大事な部分を見極める力」が共通して必要だと実感し、渡航前の練習が無駄ではなかったと嬉しくなりました。試験対策として身につけたスキルが、実際のアカデミックな場面でもそのまま活きた経験でした。

例文とリアルなニュアンス

"A summary question will be added to the writing section."(ライティングに要約問題が追加される)が2024年度からの主な変更点です。

準2級以下ではEmailへの返信問題が新たに加わり、実務的な英語力が問われるようになります。

類似表現との違い

  • 現行の出題形式:2024年度以前に受験する場合はそのまま対応可能
  • 新形式(2024年度以降):リーディング問題数減少、ライティングに要約・Email問題追加
  • 変更の全体傾向:全級共通でライティングスキルの評価が重視される方向

監修者より一言:2024年度以降に受験するなら、新形式を意識した要約力とEmail作文力の強化が対策の鍵になります。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

👉 無料体験レッスンの詳細・お申し込みはこちら

本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り