英語に関するQ&A(12)TOEICのスコアの有効期限は2年

Q. TOEICのスコアの有効期限は2年という説がありますが、本当ですか?

結論::結論からお伝えすると、TOEICのスコアに有効期限はありません。TOEICテストを運営するオフィシャルサイトの中の、<よくある質問>の中でも明記されています。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


12/20更新

Q:TOEICのスコアの有効期限は2年という説がありますが、本当ですか?


A::結論からお伝えすると、TOEICのスコアに有効期限はありません。TOEICテストを運営するオフィシャルサイトの中の、<よくある質問>の中でも明記されています。
 ただし、誤解されても仕方ないかなという側面もあって、おそらく以下の2つのことがあるからではないでしょうか。
 確かに<TOEICに有効期限はありません>と明記してあるものの、<なお公式認定証の再発行は、試験日から2年以内のものにかぎります>とも書かれていて、おそらこれが”有効期限が2年”と誤解される原因の一つとなったのではないかと思われます。
 もう一つの大きな原因としては、英語力をはかるテストとして比較的有名なテストであるTOEFLには2年の有効期限があるということです。
 私自身も、学生の頃は、<英検には有効期限はなく、TOEICとTOEFLには2年の有効期限がある>と思っていました。


 少し話がずれますが、大まかにいうとTOEICは就職、転職、昇進をする際に企業が就職希望者や従業員に向けて英語力をはかるテスト、TOEFLは主にアメリカの大学や大学院などへの留学希望者が受験するべき英語力をはかるテストととらえればいいと思います。
どちらもTOEまではスペルが一緒でアルファベット5文字のイニシャルで呼ばれるテストなので、知らない方は混同しやすいと思います。実際にTOEICとTOEFLの違いを今まで数えきれないほど質問されてきましたし、つい最近も同じ質問を受けました。


 もう一度確認しますが、TOEICに有効期限はありません。ただし、TOEICのスコアの提出を必要とする企業や団体が、2年以内に取得したTOEICスコアの提出を求めているのであれば、それに従う必要があるでしょう。実際に英語力を証明する書類の一つとして<2年以内に取得したTOEICスコア>と記載している企業は多く見受けられます。実際英語力(語学力)は、使う機会がなかったり、少なかったりすれば衰えていくのは避けられないので2年という区切りをつけるのはしかたがないという考え方もあります。


 個人的な意見ですが、コスト等のことを考えなければ、どの英語(外国語)の資格試験も有効期限を設けることで語学力の維持につながるかもしれません。
TOEIC対策のアドバイスについてはVol.39~51で触れています。


例文とリアルなニュアンス

"TOEIC scores do not expire."(TOEICスコアに有効期限はありません)が公式な結論です。

"Some companies require scores obtained within the last two years."(過去2年以内のスコアを求める企業もある)という実務上の注意点もあります。

類似表現との違い

  • TOEIC(公式には無期限):スコア自体に有効期限はないが、企業が独自に期限を設けることがある
  • TOEFL(2年の有効期限):混同されやすいが、正式に2年の有効期限がある別の試験
  • 公式認定証の再発行:試験日から2年以内に限られる、誤解の一因

監修者より一言:「TOEICとTOEFLの混同」のような思い込みは、公式サイトで一次情報を確認する習慣で防げます。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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