入門の方は何を忘れたらいけないか?③

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


23.入門の方は何を忘れたらいけないか?③


今度の入門さんが忘れたらいけないのは「do」です。


まず意味として「do」=「する」と覚えたら大丈夫だ。


それに関連して、「する」と言えば、動作を表すでしょう?
これで「do」=「する」と覚えたら、質問の作り方も楽になる。


たとえば「あなたは何を買いましたか?」と聞きたくて次の二つの文章で迷ったら:


What did you buy?
What were you buy?


buy/買う は動作なので、これは do/する が必要になっていて1の方が正しいだとすぐ分かるだろう。


「do」は普通の文章で「する」か「した」を言いたい時だけではなく、動詞が入っている質問、たとえば「どこに住んでいますか」でも「何をしますか」でも「いつバスが来ます」でも「do」を使います。


「do」を言わなくて済む英会話もあまりないよね。
それで「do」の意味と使い方を忘れたらいけない。


【留学生の体験談】"do"を抜かして質問が通じなかった話

❓ 留学初期、カフェで店員に質問しようとした経験

留学初期、カフェでメニューについて聞きたくて、日本語の語順の感覚のまま "You have decaf coffee?"(デカフェのコーヒーありますか?)と聞いたところ、店員に一瞬「え?」という顔をされました。少し間があってから "Oh, do you mean 'Do you have decaf?'"(あ、'Do you have decaf?'ってことですか?)と聞き返され、そこで初めて自分の文に"do"が抜けていたことに気づきました。

日本語では「〜ある?」だけで疑問文になりますが、英語では動詞の前に"do"を置かないと質問として成立しないと改めて実感しました。それ以来、疑問文を作るときは必ず"do"の位置を確認する癖がつき、聞き返されることも減っていきました。

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