TOEICの勉強は留学or日本

Q. TOEICの勉強は留学or日本

結論:海外で勉強も日本で勉強もそれぞれのメリットとデメリットがある。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

Q&A

52.TOEICの勉強は留学or日本


2年前、初めてTOEICを受けました。
スコアは830点でした。
去年、900点を越えることを目標に、自分なりに対策をして臨んだところ、820点しか取れませんでした。
今年はぜひ、900点を超えたいと思っております。
普段は仕事が忙しく、なかなか勉強する時間がとれないので、夏の長期休暇を利用して、集中的に勉強したいと思っております。
まず、1ヶ月ほどの短期留学を検討しました。
今まで旅行した中で一番印象のよかったカナダで探したところ、TOEIC対策を専門にやっている学校を2つほど見つけました。
両方とも、日本人とネイティブの講師がティームティーチングで教えるようです。
生徒は100%日本人だそうです。
週25時間、集中して学べることが魅力だと感じています。
しかし、ここまで調べたところで、講師も生徒も日本人なら、日本でTOEIC対策をしている学校に通うというのもありなのでは、という思いもあり、迷っております。


留学のメリットとしては
1. 週25時間、集中して学ぶことができる
2. ネイティブとのレッスンで、リスニングやスピーキングの力ものばすことができる
3. 観光など旅行を兼ねることができる


デメリットとしては
1. 受講料の他に、航空運賃や滞在費がかかる(日本で勉強すれば必要のない費用)
2. 一人暮らしなので、1ヶ月家を空けることが少し心配 


日本でTOEIC対策をしている学校に通うとなると、集中講座を設けている学校もいくつかあるようですが、数日~1週間程度のところが多く、演習量に不安があります。
また、500点から600点にもっていくのは比較的楽だと思いますが、800点台から900点越えをするには、ポイントを絞ったアプローチが必要なのではないかと思うので、そのノウハウの蓄積のあるところで学びたいと思います。


質問の内容を整理すると、
夏休みの1ヶ月間で、800点台から900点を超えるために効果的なTOEICの勉強方法が知りたいということになります。



A.

海外で勉強も日本で勉強もそれぞれのメリットとデメリットがある。
どちらの方が大きいのかは考え次第ですが、対策にはこう思っております。


1.海外で勉強する
講師も生徒も日本人なので、日本でTOEIC対策をしている学校に通うのとあまり変わらないかもしれない。気になりますね。
教室の中では確かにそうです。
しかしメリット#3「観光など旅行を兼ねることができる」には、更にもう一つのメリットがあります。


留学しながらの観光と旅行は楽しいだけではなく、ものすごくいい練習や復習になります。
日本でどれだけたくさんTOEIC対策レッスンを受けて英語を喋っても、終わってから学校を出ればまた日本語だね。


レッスンの時間が同じでも、海外で勉強すると学校の外でも英語を使い続けられる。
むしろ使い続けるしかない。
海外で生活すると日本で勉強するより英語ネイティブと話す機会がはるかに多い。
しかもこれは回数だけではなく人数の話しです。
色々な英語ネイティブと話すと色々な声、発音、速さ、そして話し方に慣れてTOEICを受ける時に有利です。


この機会を上手く利用するにはある程度お金、時間、そして体力が必要です。
レッスン後や週末に出かける時間や元気がなければないほど現地の人と話す機会も少なくなってしまいます。
あとは1ヶ月家を空けるのが心配なら、コンセント・タイマーが薦めです。
設定した時間で電気やラジオがついたり消したりで部屋の中でだれかがいるように見えます。


2.日本で勉強する
日本で見つけたTOEICコースについて演習量に不安があると言いましたね。
それならマンツーマン・レッスンの方がいいと思います。
マンツーマン・レッスンの内容は大体生徒の依頼に応えるように作られているので、好きなだけTOEIC対策レッスンができるはず。
「800点台から900点越えをするには、ポイントを絞ったアプローチが必要」も言いましたね。
これは間違いなくてそうです。
全くゼロから始まると、誰でも同じところから勉強し始めるよね(I/you/sheの単語、S-V-O順番、beとdoの使い方など)。
しかし中級ぐらいになると、文法や単語の勉強順番はいくつでもあります。
800点から900点の勉強は数少ないまだ分からない部分を勉強することになる。
せっかくの長期休暇を使うので、無駄時間の少ないマンツーマンの方がいいと思います。



・ アドバイス後
お忙しいところ、質問にひとつひとつ丁寧にアドバイスをくださり、まことにありがとうございました。
おっしゃるように、海外で勉強した場合、教室の外での時間も有効に活用できますね。
今のところ、海外で勉強する方向で考えていますが、日本で勉強する場合、マンツーマンも検討してみようと思います。
ご意見を伺い、大変参考になりました。
ありがとうございました。



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例文とリアルなニュアンス

"Studying abroad lets you keep using English outside the classroom."(留学なら教室外でも英語を使い続けられる)が海外学習の最大の利点です。

"A private lesson can be tailored to your specific weak points."(マンツーマンなら弱点に特化できる)も高得点を狙う際の利点です。

類似表現との違い

  • 海外でのTOEIC対策:教室外でも英語漬けの環境になる利点がある
  • 日本でのマンツーマン対策:800点台からの伸び悩みに弱点特化で対応しやすい
  • 800点の壁:この段階からは個別のアプローチが重要になる

監修者より一言:800点を超えてからのスコアアップは、万人共通の勉強法ではなく自分だけの弱点分析が鍵になります。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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