TOEIC、ヒアリングパートの点数アップ

Q. TOEIC、ヒアリングパートの点数アップ

結論:矛盾と思われるかもしれないが、ヒアリング・スキルを伸ばしたければ勉強でヒアリングだけを集中しすぎないことをお勧めします。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。


☆ 57.TOEIC、ヒアリングパートの点数アップ


TOEIC勉強法について質問です。
独学で受験し、700点まで取れるようになったのですが、伸び悩んでいます。
特にヒアリングのパートの点数が8割程度取れるようになってから頭打ちになっているのですが、よい勉強法はありますか?



A.

矛盾と思われるかもしれないが、ヒアリング・スキルを伸ばしたければ勉強でヒアリングだけを集中しすぎないことをお勧めします。
なぜなら、ヒアリング・スキルはそのものだけが伸びることはなく、他の英語スキルとの相関関係で決まります。


語学の基本的なスキルと言えば、この4つがありますね。
: 聞き取り / 発音 / 単語 / 文法 / この中で個人によって得意も苦手もあります。


たとえば発音がきれいだけど自分で文章を作れない英語のアナウンスをしている人もいれば、英語の書類をたくさん読んでもあまり発音ができない研究者もいますね。


外国旅行の経験が多く、コミュニケーションをするために数少なくても知っている単語を色々な使い方を通して文法が得意な人もいますね。
しかし考えてみるとヒアリングだけが得意な人がいません。
これはなぜだろうか?


母語である日本語は発音も単語も文法も全部しっかりできているってことですね。
それで当たり前のように聞き取れる。
文章には別々な言葉を並べても、喋ると実は言葉と言葉の間がほぼなしで音が流れる。
この点ではリスニングはひらがなだけで書かれている子供の絵本を読むみたいなものです。
たとえば「わたしはおちゃをのみます」を読む場合、単語と文法を分かっているので「私はお茶を飲みます」で理解できます。


英語のヒアリングは同じく単語、文法、そして発音がしっかり分かると、言われた言葉がすぐに理解できます。
逆に分からなければ、聞いても楽器の音や動物の鳴き声と変わらなくて意味が全然理解できません。


ですので、ヒアリング・スキルを伸ばしたければ、単語と発音と文法を忘れずに勉強した方がいいです。
頑張り続いているうちに自然にヒアリングも上手くなります。



例文とリアルなニュアンス

"Listening skill grows through vocabulary, grammar, and pronunciation together."(リスニング力は語彙・文法・発音の相乗効果で伸びる)が核心です。

"It's like reading a picture book you already understand."(すでに理解できる絵本を読むようなもの)という例えも分かりやすい表現です。

類似表現との違い

  • listening(リスニング単体):単独では伸びにくい、他のスキルとの相関で決まる
  • vocabulary & grammar(語彙・文法):聞き取った音を意味に変換するための土台
  • pronunciation(発音):耳で聞く音と自分の知識を結びつける鍵

監修者より一言:リスニングだけを特訓するより、語彙・文法・発音を総合的に鍛える方が結果的に近道になります。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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