「I want to〜」「I'd like to〜」「I'd love to〜」の違いと使い分け

Q. 「I want to〜」「I'd like to〜」「I'd love to〜」の違いは?

結論:英語で「〜したい」と希望を伝える際によく使う3つの表現は、意味は似ていますがフォーマル度や感情の強さによってニュアンスが大きく異なります。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

「I want to〜」と「I'd like to〜」と「I'd love to〜」の使い方
「I want to~」 と 「I'd like to~」、 そして 「I'd love to~」 は、何が違うのでしょうか?

A.

意味はどれも「〜したい」ですが、フォーマル度や感情の強さによってニュアンスが大きく異なります。一つずつ見てみましょう。

1. 一目でわかる!「〜したい」の丁寧さ・ニュアンス比較表

表現 丁寧さ・フォーマル度 感情の強さ 主な使用シーン・イメージ
I want to〜 カジュアル(日常会話) 直接的・欲望 家族や友人に対して。注文やビジネスでは子供っぽく聞こえることも。
I'd like to〜 丁寧・フォーマル 標準的・礼儀正しさ カフェ・レストランでの注文、ビジネスシーン、初対面の人との会話。
I'd love to〜 丁寧かつフレンドリー 非常に強い(熱意) 招待や提案に対する「喜んで〜したい!」という前向きな返答。

2. それぞれの表現の詳しい解説と例文

① I want to〜(カジュアル:〜したい)
自分の欲望をストレートに伝える表現です。友人や家族とのカジュアルな会話に最適ですが、カフェでの注文時や目上の人に対して使うと「〜が欲しいんだけど」と少し子供っぽく聞こえてしまうことがあるため注意が必要です。

  • I want to go to California.(カリフォルニアに行きたいな。)
  • I want to watch a movie tonight.(今夜、映画が見たい。)

② I'd like to〜(丁寧:〜したいのですが/〜させていただきたいです)
「would like to」の短縮形です。「I want to」を丁寧に言った表現で、レストランでの注文やビジネスの場など、大人のマナーとして最も汎用性が高いフレーズです。

  • I'd like to go to California.(カリフォルニアに行きたいと考えております。)
  • I'd like to order a coffee, please.(コーヒーを一つ注文したいのですが。)

③ I'd love to〜(感情強め+丁寧:ぜひ〜したいです!)
「would love to」の短縮形で、「I'd like to」よりもさらに「大賛成!」「熱望している」という強い意欲や喜びが含まれます。相手からの誘いや提案に対してワクワク感を伝えたい時にぴったりです。

  • I'd love to go to California!(ぜひカリフォルニアに行きたいです!)
  • A: Would you like to come to the party?(パーティーに来ませんか?)
    B: I'd love to!(ぜひ喜んで行きたいです!)

【留学生の体験談】カフェの注文で学んだ「I want to」と「I'd like to」の壁

☕ カナダのカフェで気づかされた「大人の英語」

バンクーバーに留学したばかりの頃、ローカルのカフェでコーヒーを買おうとレジに並んでいました。順番が来ると、私は学校で習った通りの英語で元気に「I want to order a latte!」と言ったのです。

すると、笑顔だった店員さんが一瞬フッと落ち着いた表情になり、「Sure. What size?」と静かに対応されました。その時は特に気にしていなかったのですが、後ろに並んでいた現地の大学生が「Hi, I'd like to get a drip coffee, please.」とスマートに注文しているのを聞いてハッとしました。

後でホストファミリーに聞いてみると、「『I want to』は『あれ欲しい!』って駄々をこねる子供っぽさが少し出ちゃうんだよ。大人なら『I'd like to』を使うのが自然でスマートなんだ」と教わりました。それ以来、注文やお願いをする時は必ず『I'd like to』を使うようにしています。

3. まとめ

  • I want to〜:率直・カジュアルな「〜したい」。友人や家族向き
  • I'd like to〜:丁寧で控えめな「〜したいのですが」。注文やビジネスに最適
  • I'd love to〜:丁寧さに加えて熱意も伝わる「ぜひ〜したい」。誘いへの返事に最適

場面や相手に応じて正しく使い分けることで、より自然で丁寧な英語表現になります。


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類似表現との違い

  • I want to ~:率直・カジュアル。フォーマルな場では少し直接的に響くこともある
  • I'd like to ~:丁寧で控えめ。お願いや依頼、初対面の相手にも使いやすい
  • I'd love to ~:丁寧さに加えて願望が強い。誘いへの返事に特におすすめ

監修者より一言:この3つの表現は日常会話で使う頻度が非常に高く、使い分けられると印象がぐっと丁寧になります。留学先での実体験のように、教科書の意味だけでなく「相手にどう聞こえるか」まで知ると記憶に残りやすくなります。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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