敬語って何のためにあるのかと考えるようになりました。

Q. 敬語って何のためにあるのかと考えるようになりました。

結論:「英語には敬語はない」とよく思われているが、実はあります。日本語の敬語と構造が違って、普通語で使っていることばを弄るや形を変えるではなく、まんまる違う表現になります。

この記事の執筆・監修

岡田 真作(有限会社ワイアールシー 取締役 / 成人教育研究者)

横浜国立大学大学院にて「大人の学習継続」を研究し、人との交流が学習効果を高めることを実証。その学術的知見と長年の英語教育・留学支援の実績を融合し、挫折せず楽しく続けられる独自の学習カリキュラムを展開。「今度こそ英語を話せるようになりたい」という受講者の目標達成を強力にサポートしています。

☆ 73. 敬語って何のためにあるのかと考えるようになりました。


英語には敬語はないので、年上の人に敬語を使うという常識は日本人が作り出したものですよね?
人は平等と言っておきながら、上下関係があることに矛盾を感じます。


社会のきまりだから、みんなそうだから、仕方なく敬語を使っているような気がしました。
なぜ敬語を使うのか納得のいく理由はないでしょうか?


常識だからという理由では納得する人としない人が生じてしまうと思います…そもそも常識とは何なのかも分からなくなってきました。



A.


「英語には敬語はない」とよく思われているが、実はあります。


日本語の敬語と構造が違って、普通語で使っていることばを弄るや形を変えるではなく、まんまる違う表現になります。


たとえば会社で目上の人を話す時に、”I want”を言うとかなり偉そうな印象を与えます。


なので”I want to take a vacation” ではなく ”I would like to take a vacation.”


do (する)でも目上の人と話す時にそのまま使いません。


たとえば上司に「そうさせて致します」は ”I will do that” ではなく ”I would be happy to do that.”


目上に頼む時に ”Please~”(下さい)も言わないで ”Would you~?” を言います。


もちろんこの3つだけではなく、英語でも敬語の表現はいくつでもあります。
敬語は日本語と英語のみの特徴ではなく、きっとどんな言語でも相手に敬意を表するような言葉はあります。



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例文とリアルなニュアンス

"I would like to take a vacation."(休暇をいただきたいのですが)は"I want"より丁寧なビジネス表現です。

"Would you ~?"(〜していただけますか)も目上の人への依頼で使う定番の敬語表現です。

類似表現との違い

  • I want ~:率直だがやや強く、目上の人には不向き
  • I would like ~:丁寧で目上の人にも使える表現
  • Would you ~?:Pleaseより丁寧な依頼表現

監修者より一言:英語にも「敬語」は確かに存在し、単語の選び方や構文の丁寧さでその役割を果たしています。使ってみることで一気に定着します。当スクールでは、こうした生きた英会話を楽しめる実践的なレッスンを提供しています。

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